このゆびと~まれ!

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和牛はなぜ美味しいのか(後編)

2020年09月16日 | 日本
(前田周助と但馬牛ものがたり)江戸時代、香美町小代区は小さな田畑で農家を営む谷間の村で、けっして裕福な村ではありませんでした。そこに住む前田周助という牛飼いは、小さな頃から大の牛好きで、よい牛を見定める眼を持っていました。頭もよく、知恵の働く人だったといわれています。周助さんは、良い牛をつくり売ることで村の暮らしをより豊かにしたいと思いました。いちはやく「良い母牛からは、良い雌牛(めうし)が生まれ . . . 本文を読む
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