このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

平和の海の江戸システム(後編)

2020年09月12日 | 日本
(余裕の守り)江戸時代初期、東南アジア各地には日本町や日本人居留地が作られ、幕府から許可を与えられた朱印船が、さかんに往来していた。1604年からの約30年間に365隻(せき)が渡航したという。このまま海洋アジアとの交易が発展すれば、我が国は江戸時代には海洋アジアの一大勢力として、国際化していたであろう。しかし、暴力的収奪を常とするヨーロッパ人の割り込みが、その発展を大きく阻害した。フィリピンのよ . . . 本文を読む
コメント