日本人の「活字離れ」が叫ばれて久しいが、ある意味、これだけネットが発達してしまえば当然のコト、と言えば当然のコトで、世の中にネット書籍が出現し、ますます巷の本屋さんは悲鳴を上げている・・・そんな中、あえて「本屋さんへ行く理由」を考えてみた。
私は、本屋とは「五感」で感じるモノだと思っている。別に、本が読みたいワケでもなく、何か探しているワケでもない、なんとなく、ふらりと立ち寄ってみた・・・それだけでもいい。それだけでも、立ち寄る価値のある本屋は、本当にこれからの時代を生き残っていける本屋である。
これからの時代を生き残っていける本屋、それが「五感で感じる」本屋なのである・・・
まず、「視覚」・・・これは、本屋なんだから、目で見るのは当然であるが、本の装丁、平積みの仕方等々、本屋によってさまざまな工夫がされている。そして、何より、今、何が話題なのか、今、何が「旬」なのか、世の中は、どういった方向で流れようとしているのか、人々は、どのようなニーズを求めているのか??それが、本屋に行けばわかる。これは、読書家ならずとも、ビジネスにたずさわるすべての人に必要な要素である。
そして、「聴覚」・・・ヒーリング・ミュージックやモーツアルトなどの癒し系のBGMは、心を落ち着かせてくれ、知らず知らずのうちに足がメンタル系、スピリチュアル系のコーナーへと向いてしまう。(笑)
さらに、「臭覚」・・・最近は、かすかにアロマの香漂う本屋さんも多い。これに先ほどの癒し系ヒーリング・ミュージックがかかっていたりすると、思わず、スピリチュアルな本を一冊、買ってしまうであろう。
忘れてはならないのが、「触覚」・・・私は、本とは手で触れて読むものだと思う。ゆえに個人的には電子書籍に反対派である。(あ、電子書籍もページをめくる時、スマホに触れる?)この場合、「触れる」とは、本体に「直接触れる」コトを意味している。だから、私は、初版本は凹凸感のある装丁に仕上げようとしたけれど、さらに数万円を請求されそうになったので、泣く泣く諦めた。
さすがに、これを本屋に求めるのは無理でしょ?の「味覚」・・・(笑)
って、思っていたら、最近、福岡市内にもビールと焼酎の飲める本屋が現れた。(写真)
別に、買わなくとも、ビールを注文したついでに店頭の書籍を座って閲覧することは可能だから、ついつい、長居をしてしまう。そして、ほろ酔い気分い任せて買ってしまう。それも、何冊も・・・これが狙いか?(笑)
小腹が空けば、隣の店からテイクアウトして「持ち込みOK」という太っ腹な書店である。
話変わって、福岡の繁華街の超有名なラーメン店に初めて入った時のコトである。そのラーメン店は、入店して品物を注文してから会計を済ませて店を出るまで、一切、だれとも顔を合わせない、という何とも不思議な店だった。味はともかく、私は「後味の悪い思い」をしてその店を出たコトだけは覚えている。なぜかって?
だって、コレってテレクラでしょ?ホント、店の作りがテレクラそのもの・・・って行ったコトないけど。ラーメン食べるだけなのに、なんで他人と顔を合わせちゃいけないの?私、なにか悪いコトしました??
それ以来、二度と行っていない、このラーメン店・・・
「はい、お待ち!」ってカウンター越しにどーんと出されたどんぶりに漬かっているオヤジの指に思わず目が釘付け・・・
「あ、大丈夫、熱くないからさ。心配、ありがとよ!」
じゃないヨ、なんであたしがアンタのダシを飲まなきゃならないんだよ・・・
ってな、よくある笑い話・・・店主と客との駆け引きが面白い。これは、互いの顔が見えてこそ、当然、顔の無いラーメン店では全く感動もない。
それと一緒で、やはり、本も書店員と客の相互の顔が合わせられて、そこに独特の空気感があって・・・それがイイのだと思う。
ところで、「活字離れ」と言われて久しいが、ある機関が調べたところによると、活字離れになっているのは高齢者であり、老化に伴う視力の低下から活字離れが進んでいるワケで、現在、「4人に一人が65歳以上」という「超高齢化社会」ならではの現象であるコトが判明した。
一方で、30代の働く女性の間では、気分転換の第2位に「読書」があげられている。なんとも朗報・・・!
そして、30代の働く女性の気分転換、堂々第1位は・・・「旅行」!
納得!
旅もいい。そして、読書も・・・どちらも、自分を癒してくれると同時に、インスピレーションを与えてくれる。
特に読書は、特にフィクション、小説は読む者に想像力を与えてくれる。
私は、想像イコール創造だと思っている。
すなわち、インスピレーションが新たなイノベーション(創造)を生むのである。
この秋は、お近くの本屋さんへ足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと、新たな出会いと発見があるハズ・・・
私は、本屋とは「五感」で感じるモノだと思っている。別に、本が読みたいワケでもなく、何か探しているワケでもない、なんとなく、ふらりと立ち寄ってみた・・・それだけでもいい。それだけでも、立ち寄る価値のある本屋は、本当にこれからの時代を生き残っていける本屋である。
これからの時代を生き残っていける本屋、それが「五感で感じる」本屋なのである・・・
まず、「視覚」・・・これは、本屋なんだから、目で見るのは当然であるが、本の装丁、平積みの仕方等々、本屋によってさまざまな工夫がされている。そして、何より、今、何が話題なのか、今、何が「旬」なのか、世の中は、どういった方向で流れようとしているのか、人々は、どのようなニーズを求めているのか??それが、本屋に行けばわかる。これは、読書家ならずとも、ビジネスにたずさわるすべての人に必要な要素である。
そして、「聴覚」・・・ヒーリング・ミュージックやモーツアルトなどの癒し系のBGMは、心を落ち着かせてくれ、知らず知らずのうちに足がメンタル系、スピリチュアル系のコーナーへと向いてしまう。(笑)
さらに、「臭覚」・・・最近は、かすかにアロマの香漂う本屋さんも多い。これに先ほどの癒し系ヒーリング・ミュージックがかかっていたりすると、思わず、スピリチュアルな本を一冊、買ってしまうであろう。
忘れてはならないのが、「触覚」・・・私は、本とは手で触れて読むものだと思う。ゆえに個人的には電子書籍に反対派である。(あ、電子書籍もページをめくる時、スマホに触れる?)この場合、「触れる」とは、本体に「直接触れる」コトを意味している。だから、私は、初版本は凹凸感のある装丁に仕上げようとしたけれど、さらに数万円を請求されそうになったので、泣く泣く諦めた。
さすがに、これを本屋に求めるのは無理でしょ?の「味覚」・・・(笑)
って、思っていたら、最近、福岡市内にもビールと焼酎の飲める本屋が現れた。(写真)
別に、買わなくとも、ビールを注文したついでに店頭の書籍を座って閲覧することは可能だから、ついつい、長居をしてしまう。そして、ほろ酔い気分い任せて買ってしまう。それも、何冊も・・・これが狙いか?(笑)
小腹が空けば、隣の店からテイクアウトして「持ち込みOK」という太っ腹な書店である。
話変わって、福岡の繁華街の超有名なラーメン店に初めて入った時のコトである。そのラーメン店は、入店して品物を注文してから会計を済ませて店を出るまで、一切、だれとも顔を合わせない、という何とも不思議な店だった。味はともかく、私は「後味の悪い思い」をしてその店を出たコトだけは覚えている。なぜかって?
だって、コレってテレクラでしょ?ホント、店の作りがテレクラそのもの・・・って行ったコトないけど。ラーメン食べるだけなのに、なんで他人と顔を合わせちゃいけないの?私、なにか悪いコトしました??
それ以来、二度と行っていない、このラーメン店・・・
「はい、お待ち!」ってカウンター越しにどーんと出されたどんぶりに漬かっているオヤジの指に思わず目が釘付け・・・
「あ、大丈夫、熱くないからさ。心配、ありがとよ!」
じゃないヨ、なんであたしがアンタのダシを飲まなきゃならないんだよ・・・
ってな、よくある笑い話・・・店主と客との駆け引きが面白い。これは、互いの顔が見えてこそ、当然、顔の無いラーメン店では全く感動もない。
それと一緒で、やはり、本も書店員と客の相互の顔が合わせられて、そこに独特の空気感があって・・・それがイイのだと思う。
ところで、「活字離れ」と言われて久しいが、ある機関が調べたところによると、活字離れになっているのは高齢者であり、老化に伴う視力の低下から活字離れが進んでいるワケで、現在、「4人に一人が65歳以上」という「超高齢化社会」ならではの現象であるコトが判明した。
一方で、30代の働く女性の間では、気分転換の第2位に「読書」があげられている。なんとも朗報・・・!
そして、30代の働く女性の気分転換、堂々第1位は・・・「旅行」!
納得!
旅もいい。そして、読書も・・・どちらも、自分を癒してくれると同時に、インスピレーションを与えてくれる。
特に読書は、特にフィクション、小説は読む者に想像力を与えてくれる。
私は、想像イコール創造だと思っている。
すなわち、インスピレーションが新たなイノベーション(創造)を生むのである。
この秋は、お近くの本屋さんへ足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと、新たな出会いと発見があるハズ・・・