ラインホールド・ニーバー。20世紀のアメリカを代表するプロテスタントの進学者。
あの、アメリカで一番権威のある、大統領自由勲章 こちら も受けている。
ラインホールド・ニーバーといえば、これ。
- 神よ、
- 変えられるものについてはそれに立ち向かう勇気を、
- 変えることのできないものについてはそれを受け入れる落ち着きを、
- そして両者を見極めるための賢さを、
- 私に与えたまえ
この「ラインホールド・ニーバーの祈り」以外に、彼のいい言葉に出逢った。
取り組む価値のあることは、一生のうちには成就し得ない。歴史の流れにおいて、本当のこと、美しいこと、善であることは何一つ、すぐには理解されない
『人間の運命』(原題”The Nature and Destiny of Man”)あたりに書かれているらしい。
この本は4000円もするがポチった。
この考えは執行草舟そっくり。
ってか、執行草舟とかラインホールド・ニーバーとかの個人の話ではなく、本当のキリスト教、本当の宗教的な考え、ってのはこういうところで共通する。
改めていいですね、
取り組む価値のあることは、
一生のうちには成就し得ない。
逆に言えば、
一生のうちに成就し得ることは、取り組む価値がない、
ってこと。
す、すばらしい。私もこういう価値観のもとに生きています。
一生かかっても、成し遂げられないような、崇高で、壮大で、遠大な、志の実現のために生きる。
死ぬときにも未完。憧れたまま、前のめりに死ぬ。斃れて後已む。