森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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【国立天文台】 9月3日、今日の1枚;""遠方銀河団""の熱いガスと冷たいガス!

2018-09-03 23:49:50 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(遠方銀河団の熱いガスと冷たいガス)




① ""遠方銀河団""の熱いガスと冷たいガス

天体写真・2017年8月29日

アルマ望遠鏡とNASAのチャンドラX線宇宙望遠鏡 ※ 、欧州南天天文台のVISTA望遠鏡が捉えた、112億光年かなたにある銀河団CL J1001+0220です。この銀河団は、X線が検出された銀河団としては観測史上最遠の天体です。今回の観測から、銀河団がこれまで考えられていたよりも7億年ほど昔から存在していたことが明らかになりました。これまで見ることのできなかった誕生直後の銀河団として、今後も注目を浴びそうです。



② 異なる波長の電磁波で見る銀河団

数多くの銀河の集合体を、銀河団と呼びます。銀河団には高温のプラズマガスが満ちていて、強いX線を放ちます。一方で銀河団を構成する銀河の中には、星とその材料になる冷たい分子ガスが大量に含まれています。

 この画像では、チャンドラが捉えたX線が紫色で示されており、銀河団を包むプラズマガスの分布がわかります。銀河団の中には、銀河が点々と写し出されています。アルマ望遠鏡は、銀河の低温ガスに含まれる一酸化炭素分子が放つ電波を観測しました。

 銀河団の中で白っぽく見える4つの点が、アルマ望遠鏡で検出した銀河です。プラズマガスでおおわれた銀河団の外にも銀河がいくつも写っていますが、大きく見える銀河は銀河団よりもずっと手前に位置しています。銀河に含まれる星からの光や分子ガスが出す電波を詳しく調べると、個々の銀河までの距離を測ることができ、この画像に奥行きがあることがわかります。

文:平松正顕(チリ観測所)


 ③ チャンドラX線宇宙望遠鏡 (wikipedia)

チャンドラX線観測衛星(チャンドラエックスせんかんそくえいせい、英語: Chandra X-ray Observatory)は、1999年7月23日にNASAによって打ち上げられた人工衛星である。スペースシャトルコロンビアによって放出された。

(チャンドラX線宇宙望遠鏡)





④ 概要[編集]

「チャンドラ」の名称は、白色矮星が中性子星になるための質量限界を割り出したインド系アメリカ人物理学者スブラマニアン・チャンドラセカールからとったものである。また「チャンドラ」とはサンスクリット語で月という意味でもある。

チャンドラはNASAの4つあるグレートオブザバトリー計画のうち3番目の観測衛星である。その最初の観測衛星は1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡、2番目は1991年のコンプトンガンマ線観測衛星、そして最後が2003年打ち上げのスピッツァー宇宙望遠鏡である。

 打ち上げ前には、AXAF (Advanced X‐ray Astrophysics Facility) として知られていた。AXAFはカリフォルニア州のTRWによって組み立て、検査された。

地球大気がX線の大部分を吸収するため地上に望遠鏡を設置することはできず、宇宙ベースの望遠鏡を作ることが必要であった。

この衛星は地球と月の3分の1のところを回っている。[1]


 ② 発見[編集]

チャンドラにより得られた情報はX線天文学の分野で大きな進展をもたらした。

1.弾丸銀河団の観測はダークマターの自己相互作用断面積を限定した[2]。
最初の画像(カシオペヤ座にある超新星残骸カシオペヤ座A)によって、天文学者は初めて残骸の中心に存在するコンパクト天体(中性子星かまたはブラックホールか?)を垣間見ることができた[3]。

2.別の超新星残骸であるかに星雲中央のパルサー周辺にリングとジェットを発見した[4]。以前の望遠鏡ではジェットの一部しか見えていなかった。

(かに星雲)



3.最初のX線放射観測は天の川銀河中心いて座Aにある大質量ブラックホールいて座A*からのものであった[5]。

(天の川銀河系)





4.アンドロメダ銀河の中心部へ渦巻状に落ちていくガスの温度が予想よりもはるかに低温であることが発見された。

(アンドロメダ銀河)





5.銀河団が衝突、合体しているAbell 2142で、初めて圧力フロント(pressure fronts)の詳細が観測された。

6.超新星からの衝撃波のX線による最初の画像がSN 1987Aから得られた。

7.ペルセウス座にあるPerseus Aの画像で、大きな銀河に飲み込まれようとしている小さな銀河の影を初めて映し出した。

8.恒星起源ブラックホールと超大質量ブラックホールの間でミッシングリンクとされていた新しいタイプのブラックホール、中質量ブラックホールをM82銀河の中に発見した[6]。

9.ガンマ線バーストGRB 991216において、X線輝線との関連を初めて示した[7]。

10.チャンドラのデータを使い、高校生が超新星残骸IC 443中に中性子星(CXOU J061705.3+222127)を発見した[要出典]。
  ➡ どんな高校生だろう?天才だと思います。

11.チャンドラとBeppoSAXによる観測によって、ガンマ線バーストが星形成領域で起こることが示唆された。
チャンドラのデータによって、以前はパルサーだと思われていたRX J1856.5-3754と3C58が、クォーク星のようなより高密度な天体であることが示唆された。これは現在も議論されている。

12.褐色矮星TWA 5Bが太陽に似た恒星との連星系軌道をとっていることを発見した。

13.主系列星のほとんどすべてがX線を放射していることを発見した(Schmitt & Liefke, 2004)。

14.超大質量ブラックホール周辺の激しい活動による音波がペルセウス座銀河団で観測された。

15.タイタンのX線での影が、かに星雲を通過したことが観測された。
物質からのX線放射が原始惑星系円盤から恒星へ落ちることが観測された。[8]

16.スニヤエフ・ゼルドビッチ効果を使ってハッブル定数が76.9km/s/Mpcであることが測定された。

17.2006年、超銀河団衝突の観測によりダークマターが存在する強い証拠が発見された。

18.2006年、M87銀河の超大質量ブラックホール周辺で発見されたループ状・リング状・フィラメント状のX線放射領域によって、圧力波・衝撃波・音波の存在が示唆され、M87銀河が劇的な進化をしたのではないかと推測されている[9]。

(M87)




 ※ 正直に言ってこの業績の多様さと大きさには驚きました。興奮ものです!
やはりNASAの実力は恐るべしです。



【気象庁】 9月3日21:45分、""台風第21号 (チェービー)の実況と進路予報""

2018-09-03 22:42:53 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

(全体図)




(地域図)



(拡大図1)




(拡大図2)




(拡大図3)


① ""台風第21号 (チェービー)の実況と進路予報""

平成30年09月03日21時45分 発表


★ <03日21時の実況>
大きさ -
強さ 非常に強い
存在地域 種子島の南東約270km
中心位置 北緯 28度35分(28.6度)
東経 132度35分(132.6度)
進行方向、速さ 北 20km/h(11kt)
中心気圧 945hPa
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
最大瞬間風速 60m/s(120kt)
25m/s以上の暴風域 東側 220km(120NM)
西側 170km(90NM)
15m/s以上の強風域 東側 440km(240NM)
西側 330km(180NM)

★ <03日22時の推定>
大きさ -
強さ 非常に強い
存在地域 種子島の南東約250km
中心位置 北緯 28度50分(28.8度)
東経 132度35分(132.6度)
進行方向、速さ 北 20km/h(11kt)
中心気圧 945hPa
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
最大瞬間風速 60m/s(120kt)
25m/s以上の暴風域 東側 220km(120NM)
西側 170km(90NM)
15m/s以上の強風域 東側 440km(240NM)
西側 330km(180NM)

★ <04日09時の予報>
強さ 非常に強い
存在地域 室戸岬の南約140km
予報円の中心 北緯 32度05分(32.1度)
東経 133度55分(133.9度)
進行方向、速さ 北北東 40km/h(22kt)
中心気圧 945hPa
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
最大瞬間風速 60m/s(120kt)
予報円の半径 70km(40NM)
暴風警戒域 東側 300km(160NM)
西側 240km(130NM)

★ <04日21時の予報>
強さ 強い
存在地域 佐渡市の北西約90km
予報円の中心 北緯 38度35分(38.6度)
東経 137度40分(137.7度)
進行方向、速さ 北北東 65km/h(36kt)
中心気圧 965hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
予報円の半径 150km(80NM)
暴風警戒域 南東側 310km(170NM)
北西側 220km(120NM)

★ <05日21時の予報>
強さ -
温帯低気圧
存在地域 アムール川下流域
予報円の中心 北緯 51度30分(51.5度)
東経 137度25分(137.4度)
進行方向、速さ 北 55km/h(30kt)
中心気圧 976hPa
最大風速 20m/s(40kt)
最大瞬間風速 30m/s(60kt)
予報円の半径 280km(150NM)








【ロイター/共同通信】 9月3日16:40分、""台風21号、近畿直撃か""

2018-09-03 21:43:40 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

(このカップルは自殺希望者か、それとも単なるお馬鹿さんか!?)




① ""台風21号、近畿直撃か""

国内社会ニュース(共同通信)

2018年9月3日 / 16:40 / 37分前更新

非常に強い台風21号は3日、日本の南の海上を北寄りに進んだ。4日昼ごろに紀伊半島や四国に上陸、近畿を直撃する恐れがある。非常に強い勢力を保ったまま上陸すれば、1993年の台風13号以来25年ぶりとなる。猛烈な風や雨となる恐れがあり、気象庁は暴風や高波、土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒を呼び掛けた。

国内航空各社は、4日に近畿、東海、四国の各空港を発着する便を中心に計500便以上の欠航を決定。東海道・山陽新幹線は午前から運転を見合わせたり、本数を減らしたりし、JR四国も午前9時ごろから四国内の全列車を運休する。

【hazard lab】 9月3日15:12分、""火星:史上最悪の砂嵐「3カ月ぶりに終息」探査機は復活するか?(動画)""

2018-09-03 21:29:32 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(2017年6月にオポチュニティがエンデバー・クレーターから撮影した火星のようす(NASA / JPL Caltech / Cornell / Arizona State Univ.))




(砂嵐が起こる11カ月前の2017年7月7日にオポチュニティがとらえた画像(NASA / JPL-Caltech) )




(火星ではつむじ風も起こる。これは2012年2月に火星上空を周回する探査機マーズ・リコネッサンス・オービターの観測カメラがとらえたヘビのようなつむじ風(NASA/JPL-Caltech/University of Arizona) )




① ""火星:史上最悪の砂嵐「3カ月ぶりに終息」探査機は復活するか?(動画)""

 2018年09月03日 15時12分


② 火星で発生中の大規模な砂嵐が、ようやく終息する兆しを見せている。米航空宇宙局(NASA)は2カ月以上、休眠状態が続いている無人探査車「オポチュニティ」との通信を復活させるための計画を発表した。

 観測史上最大規模の砂嵐が見つかったのは今年5月30日。当初は局地的だったが、あっという間に拡大して、約3週間のうちに、北極と南極をのぞいて、惑星全体が赤茶色の砂嵐に飲み込まれ、地表には太陽光が完全に届かなくなった。

 この打撃をモロに食らったのが火星探査車オポチュニティだ。2004年1月から15年近く探査を続けるなかで、今回の砂嵐は最も規模が大きく、6月10日を最後に通信が途絶えてしまった。原因は太陽光発電ができなくなり、バッテリーが残り少なくなったことで、「ミッションクロック」以外のすべての機能がシャットダウンしてしまったから。

 このミッションクロックは、定期的に探査車を起動させて電力残量をチェックし、地球への通信が可能かどうかを判断するための機能だ。NASAによると、2007年に2週間砂嵐が続いたときは、オポチュニティの双子の探査車「スピリット」がバッテリー不足で温度調節機能がシステムダウンを起こして「凍死」しているため、そのときを上回る今回の砂嵐で、オポチュニティが最期を迎えてもおかしくないという。

 NASA・火星探査プロジェクトチームのジョン・カラス(John Callas)マネージャーは、火星の大気に含まれる微粒子の濃度を示す「タウ・レベル」が一定量まで下がったら、NASAが開発した「深宇宙通信情報網(ディープ・スペース・ネットワーク)」の巨大なパラボラアンテナを利用して信号を送り、オポチュニティが再起動するよう試みる計画を明かした。「オポチュニティがいるクレーターのまわりの谷では、大気中の微粒子が少なくなってきて、太陽光発電できるレベルにまで晴れてきています。もうすぐ目覚めます」

 楽観的に聞こえるが、大気中の微粒子濃度が低下しても、それから先45日間、通信ができないようであれば、オポチュニティの太陽光パネルは大量に積もった砂塵によって自家発電できない状態だと覚悟しなければならないという。

 しかし、研究チームは最期まで諦めない。「太陽光パネルが砂まみれになっている可能性は低いと思うが、つむじ風が起きれば、パネルの上に積もった砂塵がきれいさっぱり吹き払われるかもしれない。これからも辛抱強くオポチュニティの目覚めを待ち続けるつもりだ」(動画は2017年に火星で起きたつむじ風=「Dust Devil」と呼ばれるが、太陽光パネルを掃除してくれるなら、呼び名を「悪魔」から「神」に昇格させてもいいという)



【気象庁】 9月3日16:35分、""暴走台風「時速50km」で列島縦断…4日午後に大阪直撃か?大雨に警戒!""

2018-09-03 21:15:01 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

(3日午後の台風21号(気象衛星ひまわり/NICT))




(暴風域に入る確率(気象庁) )




(地域別警戒が必要な時間帯(気象庁))




① ""暴走台風「時速50km」で列島縦断…4日午後に大阪直撃か?大雨に警戒!""

 2018年09月03日 16時35分


② 3日午後4時現在、台風21号は沖縄県の南大東島近海を北上している。気象庁によると、あすは西日本を中心に朝から猛烈な風が吹き、東日本では昼前から、北日本でも夜から暴風が吹き、大雨となるおそれがあるとして交通障害や停電、農作物の管理への注意を呼びかけている。

 台風21号は、中心気圧945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートルの非常に強い勢力を維持したまま、北上を続けている。

 あす未明に種子島に接近してからは、一気にスピードアップして四国から近畿地方にかけて上陸したのち、4日午後3時ごろには暴風域を伴いながら、大阪市付近に接近。このころの最大風速は40メートルに達し、最大瞬間風速は55メートルにもなると予想されている。

 風速が25メートルを超える暴風とは、何かにつかまらないと立っていられず、メガネや手に持っているものが風にさらわれたり、屋根瓦が落ちたり、看板が吹き飛ぶクラス。さらに30メートルになると、雨戸や屋根が飛ばされたり、電柱が倒れることもあるので、非常に危険な状態。不要不急の外出は避けて、頑丈な建物内で安全を確保してほしい。

21号は「風台風」にくわえて、「雨台風」でもある。西日本太平洋側ではすでに3日午後から湿った空気が流れ込んで、強い雨が振っているが、あすは台風本体の雨雲の影響で、東日本でも未明から非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨となる見込みだ。

 4日昼までの24時間雨量は、多いところで▽四国と近畿で200〜400ミリ、さらに5日昼までの24時間では、▽東海地方で300〜500ミリなど広範囲で大雨になるおそれがある。北日本でも4日夜から5日にかけて非常に激しい雨が降るため、気象庁が暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫への厳重な警戒とともに、通勤・通学時は交通障害や停電に注意するよう呼びかけている。