◎◎ <朝イチ情報 ; 相場の読み筋> 12月24日
更新 : (更新予定時間:8:30頃)
△▼⇨ 23日の米国株式は、NYダウが前日比114.32ドル高の3万129.83ドルと反発、ナスダック総合指数は同36.804ポイント安の1万2771.114ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億1266万株、ナスダック市場が66億9169万株だった。
○○ 米週間の新規失業保険申請件数が、季節調整済みで80万3000件となり、市場予想平均の88万5000件よりも良好だった。
◇◇ また、ファイザーが、米政府と21年7月までに1億回分の新型コロナウイルスワクチンの追加供給契約を締結したと発表。同社からの供給は従来の契約と合わせ2億回となり、ワクチン普及による景気の持ち直し期待が高まった。NYダウ採用銘柄では、JPモルガンやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなどが、値上がり率の上位に入っている。
△△⇨⇨ 24日の東京株式は続伸後、動意に乏しい展開か。海外投資家のクリスマス休暇入りで、市場参加者の減少が影響しているとみられ、きのう23日の日経平均株価は、反発後にやや上値の重い動きだった。朝方に、株価指数先物を中心とした買い戻しの動きが一巡した後は、手がかり材料難もあり、方向感に乏しい動きとなりそう。市場エネルギーが減少するなか、年末特有の個別株物色が中心になるとみられる。
¤¤¤⇨ 為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の半ば(23日終値は103円35-36銭)、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円06-10銭)と小動き。
¤¤¤⇨ 23日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>、ホンダ<7267.T>などが、23日の東京終値に比べ高い。
¤¤¤⇨ シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所終値比175円高の2万6655円だった。
<きょうの個別材料>
○プラス材料
シンシア<7782.T>―20年12月期の連結業績予想を上方修正、期末一括配当予想で普通配当を従来予想の4円から7円に増額し、特別配当6円と合わせ13円(前期実績4円)に
イオン<8267.T>―21年2月期の連結業績予想を引き上げ
●マイナス材料
サッポロHD<2501.T>―20年12月期の連結業績予想を下方修正、固定資産の減損損失計上で最終赤字が拡大
アマナ<2402.T>―20年12月期第3四半期(1-9月)の連結決算は、赤字幅が前年同期から拡大
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
<きょうの狙い>
更新 : (更新予定時間:8:30頃)
ワットマン<9927.T>は23日引け後、シナノ・グループ(長野県長野市)のゲームステーション事業を譲受することを決議したと発表した。
同社は、総合リユース事業から特定商材を専門業態として切り出すスピンオフ戦略の一環としてホビー商材を対象とする新業態の展開を進めている。ホビー商材専門店出店を同社の中核市場である神奈川県において速やかに進めるため、シナノ・グループが運営するゲームステーション本厚木店、ゲームステーション上大岡店の2事業所の譲受を決めた。
23日終値は、前日比78円安の2080円。
<ダイジェスト>
ニトリHD、12月度国内売上高は前年同月比19.4%増、3カ月連続で前年を上回る
更新 : 20/12/24 7:30
ニトリホールディングス<9843.T>は22日、12月度(11月21日-12月20日)の月次国内売上高(速報)を発表した。
12月度は、既存店売上高が前年同月比19.4%増で、3カ月連続で前年を上回った。客数が同17.5%増、客単価が同1.6%増だった。同月度は、在宅勤務需要継続により、ホームオフィス家具の売上が好調だった。また、気温の低下に伴い、季節商材が好調に推移した。
23日の終値は、前日比470円高の2万1990円。
ジーフット、はっ水コーティングを1分で施す新しいシューケアシステム「IMBOX」を導入
更新 : 20/12/24 7:31
ジーフット<2686.T>は22日、21年1月12日から、はっ水コーティングを1分で施す新しいシューケアシステム「IMBOX」(インボックス)を、全国ジーフット店舗への導入すると発表した。
「IMBOX」は、靴を1分間、加工機へ入れるだけで、特殊なトリートメント液のミストがコーティングを施し、水や砂・泥による汚れや、紫外線による色落ちなどのダメージからも靴を守るという。また、はっ水スプレーでは数時間しか得られなかった、はっ水効果が2-10週間まで効果が持続するという。
23日の終値は、前日比2円安の408円。
ダイキアクシ、インド工科大学のIIT-Roorkee校と分散型汚水処理で共同研究契約
更新 : 20/12/24 7:32
ダイキアクシス(ダイキアクシ)<4245.T>は22日、インド工科大学のIIT-Roorkee校と、分散型汚水処理に関し、実証試験および共同研究の契約を締結したと発表した。
近年、インドでも規制強化の対象となっている汚水処理分野において、インド現地では分散型汚水処理方法の確立がなされていないことから、前回、同国の水環境省から推奨を受けたインド工場製品に窒素処理を付加したものと、日本でも使用されている高度処理の2モデルを対象に実証試験を行う。試験を通じインドの使用環境により適した改良を共同の研究対象にするという
23日の終値は、前日比67円高の1141円。
菱洋エレク、米NVIDIAのAIスーパーコンピューターの販売を開始
更新 : 20/12/24 7:33
菱洋エレクトロ<8068.T>は22日、米NVIDIAのAI(人工知能)スーパーコンピューター「NVIDIA DGX Station A100」の販売を開始すると発表した。
「NVIDIA DGX Station A100」は、AIの開発・研究のあらゆるワークロード(トレーニング、推論、データ分析)に必要な高度な演算処理を実現するNVIDIA DGXファミリーの中で、オフィスや研究室向けに設計された「NVIDIA DGX Station」の最新モデルという。
23日の終値は、前日比11円高の2815円。
オリエンタルランド、21年3月20日からチケットの変動価格制を導入
更新 : 20/12/24 7:34
オリエンタルランド(OLC)<4661.T>は22日、21年3月20日入園分のチケットから東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーにおいて、チケットの変動価格制を導入すると発表した。
変動価格制の導入により、3月20日以降、土日・祝日・春休み・ゴールデンウイーク期間などは、1デーパスポート(大人)の価格は現行の8200円から8700円となる見込み。同社では、東京ディズニーランド大規模開発エリアの開業をはじめとした新施設のオープンや、ITなどの導入によるゲストの利便性向上など、テーマパークの価値向上を行ってきたが、今回、チケットの変動価格制を導入することにより、入園者数の繁閑差を平準化し、さらなるテーマパーク価値向上に努めるとしている。
23日の終値は、前日比325円高の1万6575円。
川重、セントラルヘリコプターサービスから最新型ヘリコプターD-3を受注
更新 : 20/12/24 7:35
川崎重工業<7012.T>は22日、セントラルヘリコプターサービスから最新型ヘリコプター「H145//BK117 D-3」(D-3)を受注したと発表した。
D-3は、現行機の「BK117 D-2」(D-2)の改良型。フルフラットフロアを備えた余裕のあるキャビンスペース、多用途性に優れた後部の観音開きカーゴドア、高高度におけるホバリング(空中停止)性能の向上、低騒音化、そして最新のアビオニクス(電子機器)搭載によるパイロットの負荷低減などのD-2の特長を継承しつつ、最新式のメインローター・システム(5枚ブレード・メーンローター)などにより、性能を向上させているという。
23日の終値は、前日比67円安の2061円。
大成建設、テックプロジェクトサービスと、医薬・ファインケミカル分野のエンジニアリング事業で業務提携
更新 : 20/12/24 7:36
大成建設<1801.T>は22日、東洋エンジニアリング<6330.T>が100%出資するテックプロジェクトサービスと、医薬・ファインケミカル分野のエンジニアリング事業における業務提携契約を締結したと発表した。
今回の業務提携は、両社が得意とするエンジニアリング事業の内、今後成長が見込める先端医薬・ファインケミカル市場において、両社の強みである技術・ノウハウ・人材などのリソースを相互に活用・補完する。今後、両社は、今回の業務提携契約における相乗効果により、顧客の幅広いニーズを的確にとらえ、高付加価値・高品質の提案とプロジェクト遂行を目指すとしている。
23日の終値は、大成建設が前日比10円安の3450円、洋エンジは同5円安の384円。
NEC、企業のICTインフラ運用の負担を軽減し、IT部門の業務効率化を支援するサービスを開始
更新 : 20/12/24 7:37
NEC<6701.T>は22日、企業のICTインフラ運用の負担を軽減し、IT部門の業務効率化を支援するサービス群「NEC ICT Management Service and Technology」の販売を同日から開始すると発表した。
同社では、「NEC ICT Management Service and Technology」は、サーバなどの機器の稼働管理やPCへのセキュリティーパッチの適用などの運用業務を自動化して工数削減に貢献するサービスや、業務サーバを運用・保守サービス込みでサブスクリプション型で利用できるサービスなどを提供し、顧客のICTインフラ運用業務を最大で50%効率化するという。それによりIT部門は、より多くのリソースを新規システムの導入検討やDXの戦略立案などに振り向けられるようになるという。
23日の終値は、前日比50円高の5490円。