◎◎ 日本株続伸へ、雇用指標堅調や商品市況高で景気期待-輸出や金融高い
長谷川敏郎
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△△ 24日の東京株式相場は続伸の見込み。米国での雇用関連や原油在庫の指標改善に加え原油や銅など商品市況の上昇から景気期待が高まり、自動車など輸出、銀行など金融、商社や非鉄金属など市況関連が高くなりそう。
〈きょうのポイント〉
¤¤¤⇨ 野村証券の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは「米国では新型コロナウイルスの感染が早くから厳しかっただけにその後の経済活動抑制が効果を上げ、雇用や原油の指標は改善している。景気は心配のないレベルだ」と述べた。商品市況の上昇は「世界の国内総生産(GDP)の1、2位を占める米国と中国の景気回復のトレンドが続いていることを裏付けている」とみていた。
- 米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の24日清算値は2万6655円と、大阪取引所の通常取引終値(2万6480円)に比べて175円高