① ""原宿竹下通りにテロ対策ポール 東京五輪までの設置目指す ””
2019年12月16日 15時28分
ことしの元日、東京 原宿の竹下通りで車が暴走した事件を受けて、商店街の入り口にテロ対策が施されたイスラエル製のポールが導入されることになり、商店街では来年の東京オリンピックまでに設置を目指したいとしています。
ことしの元日、東京 原宿の竹下通りで車を暴走させて歩行者8人が次々にはねられた事件を受けて、商店街の入り口には特殊な合金でつくられたイスラエル製のポールが設置されることになりました。
ことしの元日、東京 原宿の竹下通りで車を暴走させて歩行者8人が次々にはねられた事件を受けて、商店街の入り口には特殊な合金でつくられたイスラエル製のポールが設置されることになりました。
16日は、商店街の遅澤一洋会長がイスラエルから届いたばかりのポールを確認し、業者から操作方法などの説明を受けました。
そして、地面に見立てた台に実物のポールを設置して上げ下げする作業を行って確認していました。
実証実験では、およそ7トンの大型トラックが、時速およそ50キロで衝突しても、突入を食い止めることができると確認されているということです。
商店街などでは、今後、設置工事に向けた準備を進め、竹下通りの入り口2か所に合わせて6本を、来年の東京オリンピックまでに設置することを目指したいとしています。
商店街の遅澤会長は「想像していた以上に重量感があり、頼もしく感じました。もう絶対に車の侵入や事故は起きてほしくありません。お客さんが安全に買い物ができる商店街を目指したい」と話していました。
導入されるポールとは。
原宿の竹下通りに導入されることになったイスラエル製のポールは、特殊な合金で作られていて、強い衝撃にも耐えられる、国際的な基準を満たしたものだということです。
同型のポールは、日本国内では政府の主要なインフラ施設や米軍基地、東京 千代田区の靖国神社に導入されています。
実証実験では、およそ7トンの大型トラックが時速およそ50キロで走行して、ポールに勢いよく衝突しても食い止められることが確認されているということです。
これは、普通乗用車に換算すると、時速90キロほどで走行した場合の衝撃に耐えられる計算で、車両を突入させるテロ行為などを防ぐ効果が期待されます。