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bloomberg ; 10月31日06:47分、 10月30日の海外株式・債券・為替・商品市場

2020-10-31 17:44:30 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

◎◎  10月30日の海外株式・債券・為替・商品市場

 

 

  欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

 
 

◎米国市況:ハイテク株下落、S&P500種は週間で3月以来の大幅安

▼▼  30日の米株式相場は下落。S&P500種株価指数は、週間ベースでは3月以来の大幅安となった。大手テクノロジー企業の決算が期待外れとなったことを受け、景気減速で利益が落ち込むとの警戒が広がった。

  • 米国株は下落、ナスダック100中心に主要株価指数が軒並み安
  • 米国債は下落、10年債利回り0.87%
  • ドルが大半の主要通貨に対して上昇、対円は104円後半
  • NY原油は月間で3月以来の大幅安、感染再拡大が重し
  • NY金先物は反発-月間では3カ月続落

▼▼  ナスダック100指数は2.6%安。前日引け後に発表された決算で、アップルはスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」販売、ツイッターは利用者数の伸びがいずれも市場予想に届かなかった。一方、グーグル親会社のアルファベットは広告収入の持ち直しが好感され、上昇した。S&P500種は週間で5.6%下げ、大統領選前の1週間としては過去最悪を記録した。

▼▼  S&P500種は前日比1.2%安の3269.96。ダウ工業株30種平均は157.51ドル(0.6%)安の26501.60ドル。ナスダック総合指数は2.5%下落。ニューヨーク時間午後4時38分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して0.87%。

△△▼▼  テクノロジー株は今年に入って記録的な上昇を見せていたが、足元で下げており、相場のボラティリティー上昇の一因となっている。ボラティリティーは来週の米大統領選・議会選にかけて高止まりする可能性が高い。株式相場は世界的に週間で大幅下落となった。

■■  一部諸国でのロックダウン(都市封鎖)措置や、米経済対策を巡る合意がまとまっていないことを背景に、センチメントが悪化した。米国の新型コロナウイルス新規感染者数は8万9000人を突破し、1日当たりの記録を更新した。

¤¤¤⇨  ストーンXのグローバル市場ストラテジスト、ユーセフ・アッバシ氏は「この日の動きは、相場がいかに不安定になり得るかを再確認させるものとなった」と指摘。「ハイテクの決算自体はひどくなかったが、市場は完璧に近い内容を織り込んでいた。ほんのわずかな難点が売り浴びせの長期化をもたらす可能性がある」と述べた。

△△  外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して上昇。米大統領・議会選などイベントづくしの1週間を控え、月末のポートフォリオ再調整の動きが広がった。

△△  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%未満の上昇。週間ベースでも値上がりした。

☆☆  ドルは対円で0.1%高の1ドル=104円68銭。

★★  ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.1648ドル。

▼▼  ニューヨーク原油先物相場は続落。金融市場で大半の資産が売り込まれ、連れ安となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は38セント(1.1%)安の1バレル=35.79ドルで終了。新型コロナ対策でロックダウン(都市封鎖)の再導入が相次いだのが響き、月間ベースでは3月以来の大幅安となった。

★★  ロンドンICEの北海ブレント12月限は19セント安の37.46ドル。

△△  ニューヨーク金先物相場は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%高の1オンス=1879.90ドルで終了。月間ベースでは下げて3カ月続落となった。

原題:Tech Rout Sends Stocks to Worst Week Since March: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Up as Stocks Dive, But Yen Is October’s Star: Inside G-10(抜粋)

Oil Has Worst Month Since March After Covid Surge Hurts Recovery(抜粋)

Gold Trims Monthly Loss With Dollar Steady Ahead of U.S. Vote(抜粋)

 

◎欧州市況:株は月間ベースで3月以来の大幅安、ドイツ債が下落

△△  30日の欧州株は上昇。月間ベースでは新型コロナウイルス感染拡大の影響で急落した3月以来の大幅安となった。米ハイテク大手企業の決算が市場の期待に及ばなかったほか、感染再拡大に伴う再度の制限措置強化や米選挙を巡る懸念が売り材料となった。

☆☆  ストックス欧州600指数は0.2%高。一時は0.9%安まで下げていた。週間では5.6%安。この日はエネルギー株が上昇した。フランスのトタルは四半期利益が市場予想の上限を上回ったことが好感され、値上がりした。

★★  一方、半導体関連のASMLホールディングやSTマイクロエレクトロニクスは下落。米アップルが発表した7-9月(第4四半期)決算は、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」販売が市場予想に届かず、中国の売上高が落ち込んだ。

▼▼  欧州債はドイツ債が下落。7ー9月(第3四半期)国内総生産(GDP)が予想を上回る伸びだったことが影響した。欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、オーストリア中銀のホルツマン総裁が利下げに否定的な見解を示したほか、シカゴ購買部協会が発表した同地区の製造業景況指数がアナリスト予想を上回ったことも材料視された。

▼▼  フランスの長期債は中核国、準中核国債を下回るパフォーマンスだった。

▼▼  イタリア債は10年債を中心に下落。英国債も安い。

△△  ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇してマイナス0.63%。フランス10年債利回りは1bp上げてマイナス0.34%。イタリア10年債利回りは2bp上昇して0.74%。

原題:Bunds, Italian Bonds Edge Lower: End-of-Day Curves, Spreads、European Stocks Post Worst Monthly Drop Since March on Lockdowns(抜粋)

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