◎◎ 日本株は反発へ、大統領選前の持ち高調整終了-金融、エネルギー高い
伊藤小巻
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バイデン氏優勢、全国と激戦州の両方でトランプ氏をリード
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10月30日の米国10年物国債利回りは5bp高い0.87%程度
△△ 2日の東京株式相場は反発の見込み。3日の米大統領選挙を控えたポジション調整の動きが終了し、米長期金利上昇を受け銀行や保険などの金融、石油・ガスなどのエネルギー関連や素材を中心に買われそう。
<きょうのポイント>
¤¤¤⇨ 東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「先週の取引終了にかけて株価が上昇してきたのは大統領選前のポジション調整が終了したことが要因」と指摘。「アップルやツイッターの決算は市場予想に届かなかったが、企業業績は回復しており、マクロ統計も好転している。米長期金利が上昇しており景気は悪くない」と話した。
- 米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の10月30日清算値は2万3145円と、大阪取引所の通常取引終値(2万2880円)に比べて265円高
- けさのドル・円相場は1ドル=104円60銭台で推移、前営業日の日本株終値時点は104円22銭