◎◎ ドル・円は103円台半ば、実需の売りでやや軟化-海外休場で薄商い
小宮弘子
▼▼ 東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=103円台半ばで推移。クリスマスで海外市場の多くが休場となる中、国内実需の売りにやや値を切り下げている。前日に英国と欧州連合(EU)が通商協定で合意したポンドやユーロは小動き。
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市場関係者の見方
¤¤¤⇨ あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト
- きょうは日本しかやっていないので、かなり板が薄いところで仲値は少しドル売りだったようで、少し値幅が出た感じ。それ以外は材料がなく方向感はない。きょうはおそらくオファーとビッドもどんどん離れていくだろう
- 米財政は年内に間に合うかどうかは微妙だが、近いうちに出動されるのは間違いないとみられ、そこまでのリスクオフ材料にはなっていない
¤¤¤⇨ りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト
- クリスマスで、英とEUの通商合意もある程度織り込み済みの話というところで方向感がなさそう
- 焦点は米財政の行方や年明けの米ジョージア州の上院選決選投票となってくるのだろうが、今週についてはなかなか動きが出づらい