個々のアニメ・漫画については、少なくとも戦後については「少年ケニア」、「貸本文化」「劇画の興廃」・影男、トキワ荘、手塚先生のアニメへの情熱など、それなりの知識を持っているつもりだったが、「薄い本」と「コミケの聖地」は、最初は全然判らなかった。
webなどで調べて見たら、「薄い本」とは、簡単に言えば多くは既存の人気アニメ・漫画を
エロ的にパロディ化したもの。後で、自分のオリジナル作品に注力している流れもある事を知った。「コミケの聖地」とは、東京ビッグサイトのことと判った。ビッグサイトは、会社の事業に関する展示会で何回か行ったことがあった。
頭では一応、理解できたが、好奇心は「薄い本」は実際に買って読んで見ないと
本当のことは判らないと言っていた。
そこで、また、webで調べて、秋葉原に行った時に、ついでに店を探して買ってみた。
ビニールの袋でカバーされて売られていた。
最初に感じたのは、確かに文字通り「薄い本」の割には、価格が高いことに
驚いた。何冊か買って読んでみたが、内容は事前に予想していた範囲内で
特に驚くこともなかった。
絵は皆、上手だし、コマ割りとかセリフ、ストーリー展開も優れた作品もあり、
逆にそれに驚いた。
別にメジャーになって有名になりたいということもなく、自分の好きな
ことをして楽しんでいると感じた。
最後にコスプレイヤーを含めて、全体像を掴めたのは、"私がモテてどうすんだ"
第4話、「クリスマスは聖地で 」を見た時だった。
これで、ようやく好奇心の暴走は終わりを告げた。