◎◎ 【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース
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バイデン氏が外交チーム発表、2州が選挙結果を公式認定
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ドイツ銀の在宅勤務、中国首相が成長回復を示唆、テスラ時価総額
△△△ 24日は米株式相場が大幅高。正式な政権移行作業の開始で不透明感が後退したほか、新型コロナウイルスのワクチン開発の進展が好感されたようです。ダウ工業株30種平均は史上初めて3万ドルの大台に乗せました。今後の相場の動きを占う上では、ワクチンの配布見通しにも注目が集まりそうです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
① 戻ってきた米国
バイデン次期米大統領は、新政権の外交・国家安全保障担当チームを発表。国務長官に指名するアントニー・ブリンケン氏をはじめ、全員が経験豊富な専門家だ。バイデン氏は新チームについて「米国が戻ってきた」という事実を映し出していると説明した。
② 公式に認定
ペンシルベニアとネバダの米2州は、大統領選挙でのバイデン前副大統領の勝利をそれぞれ公式に認定した。ペンシルベニアでは8万555票差、ネバダでは3万3500票差でバイデン氏が勝利したと認定した。
③ 週2日は在宅で
ドイツ銀行は新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)で得た教訓として、従業員の大半を対象に週2日在宅で勤務させることを常態化する新方針を検討している。事情に詳しい複数の関係者によれば、ドイツ銀行は数カ月前から方針変更を協議しており、週2日在宅ルールが有望なシナリオとして浮上した。新ルールには依然、規制監督面での問題が残り、従業員全員を対象に一律適用することにはならないという。
④ 「適切」なレンジへ
中国の李克強首相は、パンデミックによる打撃からの大きな回復を予想した。李首相は記者会見で、今年はプラス成長になるとの見通しを示し、来年については「中国経済の発展は適切なレンジへ戻るだろう」と述べた。
⑤ 5000億ドル突破
24日の米株式市場で、電気自動車(EV)メーカーのテスラは初めて時価総額が5000億ドル(約52兆2750億円)の節目を突破した。S&P500種株価指数の構成銘柄入りを控え、買いが過熱している。年初来で株価は6.5倍近くに膨らんだ。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが16日にS&P500指数の構成銘柄に採用すると発表して以降、上昇は加速している。
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