◎◎ 〔マーケットアイ〕外為:ドル106円後半、ドル指数は96半ばで足踏み
2020/07/13 10:57
[東京 13日 ロイター] -
<10:49> ドル106円後半、ドル指数は96半ばで足踏み
ドルは106.83円付近。仲値を経て軟調気味に推移している。ユーロ/円は120.99円付近で今朝の高値圏。
主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は96.480付近で足踏み中だが、前営業日からは0.18%下げている。
同指数は6月10日に95.716に落ち込み3カ月ぶり安値を付けた後、6月30日に97.802まで持ち直したが、今月に入って低下傾向が続いている。
この背景には、同指数の構成通貨で最も比重が大きいユーロの堅調さがある。
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ユーロは現在1.1319ドルドル付近。
今月1日に一時1.12ドルを割り込んだが、その後は同水準を割り込まず、底堅く推移しており、「1.11ドル後半では、実需や実需の押し目買い需要が根強い」(外国銀)という。
<09:10> ドル106円後半、米長期金利は約3カ月ぶり低水準から持ち直し
◑◑ ドルは106.91円付近。ユーロは120.93円付近。
この日もクロス円と米長期金利の動向がドル/円相場の鍵を握りそうだ。
10日の米国債市場では、10年債
「米景気回復に対する懸念と、その懸念に呼応して長期債利回りが低下していることで、ドル/円の上値は重い」(外国銀)との声が聞かれた。
米労働省が10日に発表した6月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%低下し、市場予想の0.4%上昇に反してマイナスに転じた。エネルギー製品が値上がりする一方、サービスが値下がりした。統計を受けドルは下落した。
5月は0.4%上昇し、前月のマイナスから持ち直していた。[nL4N2EH39E]
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(7月7日までの週)を基にロイターが算出したドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は144億8400万ドルと前週の139億1000万ドルから増加した。
△△ 枚数ベースでは、円の買い越しは1万6812枚と前週の2万3861枚から減少し、ユーロの買い越しは10万3597枚と前週の9万8955枚から増加した。