2020/03/03 18:11
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 108.03/05 1.1118/22 120.12/16
NY午後5時 108.30/33 1.1132/36 120.59/63
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の108円前半。主要
7カ国(G7)が近く開く緊急財務相会議でまとめる声明文には、協調利下げなどの具体策を盛り込まないと
の見通しが明らかになり、円が買い戻された。
<株式市場>
日経平均 21082.73円 (261.35円安)
安値─高値 21082.73円─21719.78円
東証出来高 17億6490万株
東証売買代金 3兆0719億円
東京株式市場で日経平均株価は反落した。前日の米国株式市場が大幅上昇となったことを受けて続騰で始
まり、一時300円を超す上昇となったが、外為市場で円高に振れたほか、G7の会議後に公表される声明文
に協調利下げや財政出動は盛り込まないとの報道も嫌気され、急速に値を消す展開となった。日経平均、TO
PIXはともに安値引け。日経平均の1日の振れ幅は637円05銭と前日に続いて乱高下し、東証1部の売
買代金は6日連続で3兆円を超えた。
東証1部騰落数は、値上がり189銘柄に対し、値下がりが1938銘柄、変わらずが35銘柄だった。
<短期金融市場> 17時06分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.024%
ユーロ円金先(20年6月限) 100.040 (-0.025)
安値─高値 100.035─100.075
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.024%になった。「引き続き調達
ニーズは高いが、2月末ごろからレートが下がり始めており、市場参加者の目線も下がってきている」(国内
金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。
<円債市場>
国債先物・20年3月限 153.76 (-0.12)
安値─高値 153.38─153.78
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.115% (+0.025)
安値─高値 -0.090─-0.120%
国債先物中心限月3月限は前営業日比12銭安の153円76銭と続落して取引を終えた。主要7カ国(
G7)による政策協調への期待からリスクオンが続き、売り優勢の展開となったが、現時点では声明文に協調
利下げや財政出動が盛り込まれない見込みとロイターが報じ、下げ幅を縮小させた。10年最長期国債利回り
(長期金利)の引け値は、前営業日比2.5bp上昇のマイナス0.115%。
<スワップ市場> 15時54分現在の気配
2年物 -0.07─-0.17
3年物 -0.08─-0.18
4年物 -0.08─-0.18
5年物 -0.08─-0.18
7年物 -0.05─-0.15
10年物 0.00─-0.09