(イメージ画像・投資家)
① ""朝イチ情報 ; <相場の読み筋>""
10月18日更新 : (更新予定時間:8:30頃)
17日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比91.74ドル安の2万5706.68ドル、ナスダック総合指数が同2.787ポイント安の7642.703ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億9384万株、ナスダック市場が23億6974万株だった。米9月の住宅着工件数が、季節調整済みの年率換算で120万1000件と市場予想平均の同121万件を下回った。足元での金利上昇で住宅市場への影響を警戒する動きが強まった。NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が、原油の在庫増から4日ぶりに大幅反落したことも重しとなり、NYダウは、一時300ドルを超える下げをみせる場面もあった。NYダウ採用銘柄では、IBMやホーム・デポ、ユナイテッドヘルスなどが値下がり率の上位に入っている。
18日の東京株式は、もみ合いとなりそう。日経平均株価はきのう17日の上昇で、75日線(2万2737円)を上回った。先高期待が高まることが見込まれるものの、8月末までのボックス相場の上限だった2万3000円が視界に入り、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(17日終値112円23-24銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円77-81銭)と小動き。円相場の落ち着きから、引き続き、輸出関連銘柄が堅調な動きを示す場面もありそう。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、ソニー<6758.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、17日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比20円安の2万2870円だった。
<きょうの個別材料>
○プラス材料
ALBERT<3906.T>―主要プロジェクトの受注が好調に推移、18年12月期の単体業績予想を上方修正
キリン堂HD<3194.T>―19年2月28日を基準日として、株主優待制度を新設
●マイナス材料
アルバイトT<2341.T>―当初の収益計画とのカイ離が顕著となり、ペット関連情報誌「Wonderful Style」静岡版および愛知版を休刊
上記の材料はあくまでも相場の参考です。個々の銘柄の株価位置、あるいは相場の流れなどにより、その反応は不確定です。
<きょうの狙い>更新 : (更新予定時間:8:30頃)
ニチダイ<6467.T>が17日引け後、19年3月期の連結業績予想を増額した。
営業利益は前期比55.4%増の11億7300万円と増益幅を拡大させる。今年8月時点の予想は同27.2%増の9億6000万円だった。
精密鍛造金型の大手。切削加工なしに複雑形状部品を成形する精密鍛造技術に強みを持つ。
ネットシェイプ事業の金型部門の主要ユーザーが堅調に推移していることに加え、精密鍛造品部門のカーエアコン用スクロール鍛造品の売り上げが計画を上回ったことが増額の要因。
17日の終値は前日比24円高の832円。