日経平均先物
国内(株価・指標):20分ディレイ、海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)、為替:10分ディレイ
現在値 19,130.00↓ (20/03/12 05:30)
前日比 -240.00 (-1.24%)
高値 19,660.00 (17:57) 始値 19,370.00 (16:30)
安値 18,930.00 (04:14) 前日終値 19,370.00 (20/03/11)
UPDATE 1-今日の株式見通し=弱含みを想定、SQ算出を控えて上下に振れる可能性
2020/03/12 08:13
(内容を追加しました)
[東京 12日 ロイター] -
前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値
日経平均<.N225> 19416.06 24115.95 19241.37
-451.06 2020年1月17 日 2019年1月4日
シカゴ日経平均先物3月限 19165(円建て)
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みが想定されている。前日の米国株式
市場が、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染拡大は「パンデミック(世界
的な大流行)」に相当すると表明したことを嫌気し急反落したことを受け、朝方から売り
優勢の展開になりそうだ。一方で、あすのSQ(特別清算指数)算出を控え、思惑が働き
やすい状態にあり、それによって上下に大きく振れる可能性もある。
日経平均の予想レンジは1万9100円─1万9600円。
WHOのテドロス事務局長は11日、新型コロナ感染拡大がパンデミックに相当する
と表明し、現時点ではイタリアとイランが感染拡大の最前線となっているが、他の国も間
もなく同様の状況に陥る恐れがあると警告。これを受けて、米国株式市場はダウ平均が1
460ドル超下げ急反落した。ホワイトハウスが新型コロナの高官会議を機密扱いにする
よう命じたと伝えたロイター報道も嫌気されている。
米株の動きが日本株にマイナス作用しそうだが、時間外取引で米株先物は切り返して
おり、大きく崩れて始まることはなさそうだ。さらに、複数の関係筋が日銀は18―19
日の金融政策決定会合で、追加緩和を視野に議論すると伝えられたことも注目されるとい
う。緩和手段として株価指数連動型上場株式投信(ETF)の買い入れ目標引き上げが有
力な選択肢となるもようだ。
市場では「日銀追加緩和の報道が目を引いたが、きのうは日銀がETFを買っていな
いことが市場では気にされている。明日のSQ算出を巡って、需給面でせめぎ合いもあり
そう。きょうは思惑で振れやすくなりそうだ」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)と
の声が聞かれる。