こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

保育所、幼稚園の保育料は、いつ、誰が決めるのか?

2015-02-20 23:08:19 | 市政&議会報告
今日から市議会定例会が始まりました。

全ての議案が、全会一致で可決となりましたが、なかに「????」の議案が。


来年度から本格実施となる、子ども・子育て新システムのもとので、保育所・幼稚園・子ども園などの保育料についての条例です。

「政令で定める額を限度として、市長が定める」というだけ。


一方、今回の条例制定と引き換えに、廃止される「泉大津市立幼稚園保育料条例」は、保育料の額を「3歳児 132000円(月額12000円の11ヶ月分)4・5歳児 11000円(月額1万円の11ヶ月分)と、金額を定めたものでした。

条例だから、保育料引き上げのときは、その根拠等について様々な角度から議論し、議決してきました。


保育所・幼稚園の保育料がいくらになるのか?それは、関係する市民の皆さんにとっては重要問題です。

昨年6月の一般質問で「新システムのもとで大きく変わる公立幼稚園の保育料は、新年度の園児募集の時期には明らかにする」ことを答弁で確認しましたが、実際には保育料は不明のまま募集が行われ、保護者の皆さんには少なからぬ混乱と不安が広がりました。

こうしたことの繰り返しのないように・・・そのことも、今日の条例制定に際し、要望しました。


「保育料決定についての議会の関与はどうなるのか」「保育料の決定の時期は?」の2点について質問したところ、「早い時期に検討し、その際、議会の関係委員会に報告する」という答弁でした。


保育料について「市長が別に定める」という条例で、行政機関の判断に委ねるということでいいのかどうか?

保護者・市民の皆さんに代わって、「妥当な金額なのかどうか」を判断し、決めるという議会の議決機関としての責任、役割はどうなるのか?

議会自らの問題として考えるべきだと思います。



本会議は夕方までかかり、夜は、各団体の役員の皆さんに案内した市政要望懇談会。

今回も、たくさんのご意見をいただきました。

コメント
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