こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

図書館構想&非核平和

2019-02-27 13:10:05 | 一般質問 発言通告

発言通告の締め切りの日です。

14人が提出し、その後、いつものように発言順位を決めました。

くじ引きです。私はなぜか「くじ運が悪い」という評価が定まっていますが、今回は7番目ということで中ほどです。

一日目、3月6日の午後になると思います。


振り返ると昨年の4回の定例会で、台風の直後で議会全体の合意で一般質問を見送った9月議会を除いて、3月、6月、12月と「図書館問題」を取り上げてきました。

今回も、「積み残し」の課題や市民の方から寄せられる声・・・たくさんありますが、やっぱり3項目のうち、ひとつは図書館になりました。


以下、提出した文書です。最初の質問としては長い文書になりましたが、よろしかったらお読みください。




第1回定例会 一般質問(要旨)
2019年2月27日(水)提出
日本共産党 田立恵子

1、図書館構想について
①駅前移転・新図書館整備についての政策判断と決定のプロセス
市長施政方針で「2021年4月の開館をめざし市立図書館を泉大津駅前の商業施設アルザ泉大津4階に移転・整備」「そのために2019年度は設計業務を実施」と述べられた。昨年の第1回定例会では「泉大津駅前への移転も視野に入れた整備方法やこれからの図書館サービスのありかたについて構想を描く」とされ、それ以降、3月、6月、12月の定例会で質問を重ねてきた。
「駅前への移転も視野に入れ・・・」という1年前から「移転・整備のための設計を新年度に行う」と事業の実施に踏み出そうとしている現段階に至る政策判断と決定のプロセスを時系列で示されたい。

②移転・整備に伴う市の財政負担
 昨年3月、定例会での副市長答弁で「建て替えではなく賃貸借でいくほうが、将来的な市の負担も少ないのではないかという議論を重ねた上で、図書館については駅前に移転をしたい」旨の答弁があった。
 この間示された資料、答弁などから「賃貸者で将来負担が少ない」のかどうか、率直に言って疑問である。
 図書館構想の検討委員会に示された資料に駅前ビルの改装費用は他市での先行事例を参考に「4億5千万から6億」という金額が示され、2月20日、厚生文教常任委員会協議会でも同様の金額が示された。床の賃貸料は「5千万程度と考えている」という説明も同時に示された。一方昨年6月議会では教育部長答弁で「直近で建設した他市事例では建設整備費のみで約10億円。これに対して、賃貸借の場合、内装工事費用が中心となるため、・・・建設した場合より将来コストが削減できるのではないか」とされた。
 「建設するより駅前ビルの賃貸借の方が将来コストが削減できる」との判断はどのような比較検討の中で導きだされたのか、その根拠を具体的に詳細に示されたい。

③新図書館に新たに位置付ける機能
 協働PLCE、ビジネス支援など、教育委員会の所管を超える事業があるのではないかと思われる。それらについて市長部局の一般行政事務との連携をどう考え、またどのような調整のもとに「構想」に盛り込まれたのをお尋ねする。
④「まちぐるみ図書館」の実現に向けた取り組み
 新図書館の整備を待たずに、新年度の事業としてできることから着手をしていくのかどうか。それとも、「まちぐるみ図書館」は、あくまで駅前図書館を前提とした構想なのか。お聞かせいただきたい。

2、市民の命と健康を守る施策について
①「無保険」状態の把握と国民健康保険加入の働きかけ
 国民皆保険制度の下で、他の医療保険に加入していない全ての市民、世帯を受け入れるセーフティネットが市町村国保であるが、実際には未加入で無保険状態になっている場合がある。その把握、加入の働きかけはどのようにされているか。

②受診抑制の状況把握と医療費助成の拡充
 経済的事情などで医療機関への受診が遅れ、早期発見、早期治療に逆行する例がある。その実態について市として調査を行う考えはないか。また、医療費の負担が困難な場合に市としての支援を検討するべきではないか。

④国の施策による高齢者の医療費負担増
 70歳~74歳の窓口負担はすでに2割に引き上げられ、75歳以上の後期高齢者医療の2割負担も国において検討されている。これ以上の高齢者の医療費負担増を行わないよう国に求めていただきたい。認識と対応を問う。

3、非核平和を求める市の施策について
①今年度の施策の展開と市のホームページ等での市民への啓発
 「非核平和都市宣言」に基づく新年度の事業の概要、および市のホームページ等での市民への啓発について、考え方、取組を問う。

②核兵器禁止条約への署名・批准を政府に求めること
 国連で核兵器禁止条約が採択された直後の2017年9月議会で、市長に対し平和首長会会議の構成員としての積極的な対応を求めた。その後の情勢の進展の中で、あらためて市長の見解を問う。

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする