昨日は、コロナで昨年、一昨年はできなかった大阪府との懇談。
高石~岬町の8市4町の日本共産党議員団が、住民の皆さんから寄せられる要望を集めて、毎年、行ってきたものです。
事前に提出した「要望書」に文書回答をいただいて、限られた時間ですが、福祉、教育、府営住宅などについての要望を、府の担当課に直接伝えることができました。
挨拶されているのは、府とのパイプ役となって、尽力いただき交渉にも同席してくださった内海府会議員。
2024年度から、国民健康保険の保険料、減免制度の「府内市町村完全統一化」をすすめようとしていることについて、質問、意見を述べました。
現行の「国保都道府県単位化」のもとでも、保険料の賦課徴収は市町村の役割であることを確認しました。
市町村の国保会計の基金活用について、「市町村の裁量に委ねる事」という要望に対し、「大阪府が指示したり、制約をかけることの法的な根拠はあるのか?」と率直に尋ねました。「ない」という回答でした。当然のことではありますが、確認できてよかったです。「基金の活用については、市町村と今後、協議していきたい」とも。
時間がなくて残念でしたが、「2024年度の完全統一化は先送りすることも選択肢に入れた検討、協議」を、ぜひとも進めて欲しいものです。