こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

パブリックコメント手続きについて

2023-08-25 11:24:19 | つぶやき

7月の初めのブログに、「公共施設についてのパブリックコメント実施中」という記事を書いたときに「パブリックコメントって?」という質問を、コメント欄から頂きました。

「市民の意見を公募すること」と、簡単にコメント欄でお返ししました。そのプロセスで大切なのは、公募した意見は必ず、後日集計され、その「意見」とともに、「市の考え方」とともに公表されることです。

以下、市のホームページからの引用です。

この手続を実施する目的は、計画などを案の段階で公表することで、施策の意思決定の過程における公正性の確保、および透明性の向上を図ることです。

また、市民の皆さんからのご意見をいただき、計画などの案をより成熟したものにするとともに、ご意見の提出という方法で、市政への参画を促進することも目的とします。

市だけではなく、府も国も、パブリックコメントを実施しますが、よほど注意深くアンテナを張っておかないと、重要なこと、関心をもっている事柄でパブリックコメントが実施されていても、気がつかないことが多いだろうと思います。

せっかくの制度で、「意思決定過程における公平性の確保」「透明性の向上」「市政への参画を促進」・・・と崇高な目的を掲げているのだから、制度の趣旨が生きるように、たとえば「市民説明会の開催」なども要望してきましたが実現には至っていません。

 

例えば渦中の、いわゆる汚染水の海洋放出についても、「東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画の変更認可申請(ALPS処理水の海洋放出時の運用等)に係る審査書案」に対する意見の募集についてというタイトルで、年度ごとにパブリックコメントが実施されていたようですが、どのように活かされたのかどうか?

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