「改定入管法」成立強行に怒り

また未明に悪法の強行。

国民が寝ている間に・・・。戦争法の強行も夜明け前だった。



「深刻な人手不足」だと言う。

命を守る専門職など、それぞれにふさわしい処遇が保障されるなら、働きたい人はたくさんいる。

一方で、低賃金で働き続けられない条件を改善することなく、より低い賃金で働かせる外国人労働者の受け入れを拡大する。

悪循環ではないだろうか。


それにしても、希望をもって日本にやってきた技能実習生などが、すさまじく非人道的な環境におかれていたこと、昨年までの８年間で「溺死」「凍死」「自殺」などで１７４人も死亡していたことなど、国会審議の中で明らかになった。

外国人労働者を安い労働力として使っていることは知っていても、ここまでひどく深刻な問題が、この国でおきていることを知らずにいたことを恥ずかしく子思う。


政府はその深刻な事実にまともに向き合おうとしない。調査・検証も約束しない。



国会が閉会となった。悪法は強行されたが、私たちがこれから考えなければならない問題が浮き彫りになった。

この国で暮らし、働く人たちが、国籍を問わず、人として大切にされるルールを作るために。