こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

あまりに突然のことでした

2013-04-20 23:09:34 | つぶやき
18日の夜、議員全員が集まる席(ひとりは都合で欠席)に、同会派のはまぐち議員の姿がありませんでした。

何度か携帯で連絡をとっても応答なし。

そのとき、すでに自宅でひとり命尽き、数時間以上たっていたのだということを後で知りました。
享年53歳。あまりに早すぎる最期でした。

2日前にいつもと変わらない姿を見て、いつもと変わらずに言葉を交わしました。

本当に突然のことですが、予兆はあったのだと思います。
毎朝、通学路の危険な交差点に立ち、子ども達の安全を見守りながら「おはよう!」と声をかけることを2年以上、ずっと続けてきたはまぐち議員でした。
ところが、4月、新学期が始まってもいつもの場所に、その姿はなかったといいます。
2日前の夜、そのことについて問われ「ちょっと、体調が悪いのでまたよくなったら立ちますよ。」と言う言葉を聞きました。
「朝、起きたら、胸が苦しい」とも言っていました。
暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も立ち続けたはまぐちさんが、その活動を休んでいたのは、今思えば相当なことだったのかもしれません。

「胸が苦しい」ことを重大視しなかったことで、本当に命を絶たれることになったのかもしれません。
死因は急性の心疾患とのことです。

きょうは、前から予定されていた森下議員の市政懇談会が昼と夜、2箇所の会場で開かれました。
懇談会に参加された皆さんに、私からこの悲しい報告をさせていただきました。

皆さんの「まさか」という驚きの表情、そして話をしている私自身が心のどこかで「まさか」と思っている自分を感じていました。

私たちは、「明日がある」ことを疑うことなく毎日を過ごしています。
身近な人の死に接して「明日」は、必ずあると約束されたものではないことを思い知らされます。

私たちに与えられた時間のなかで、できることは限られているとしても、「できること」をしっかりと続けること。言葉に心をこめ、行動を丁寧に。
とても長く感じられたこの2日間、思い続けたことです。

2年間一緒に活動してきた、はまぐち博昭議員は、もういません。
これからは森下議員とふたりの日本共産党市会議員団となります。
力をあわせて、市民の皆さんの願いを届ける役割を果たせるよう精一杯の努力をしてまいります。


昨夜のお通夜、今日の告別式は、ご遺族の意向で、ごく近親者だけのお別れの式でした。
親族の皆さん、訃報を聞きかけつけてくださった議員や、元職場の友人の皆さんとともに、眠るような安らかな顔に手をあわせ、お別れしました。
故人の見送りの仕方は、残された親族の気持ちに添うべきものだと思うので、きょうまでこのブログに公表することも差し控えました。

そして、「その他」のことを書く気持ちにはどうしてもなれず、「毎日更新」と公言しているブログですが2日間、空白となりました。
「明日からの一歩」をまた始めます。


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2 コメント

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ほんとうに驚きました (山下ゆみ)
2013-04-21 14:10:23
はまぐち議員ご逝去の報に触れ、まさかの想いです。
ご一緒に活動してこられたただち議員、森下議員におかれては、なおさらのことでしょう。
「明日」があると思えるのが、そしてそれが確実に来るのが、とてもありがたいことだと思い知ります。
はまぐち議員が安らかに眠られることをお祈りすることしかできませんが、それにしても残念ですね。
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Unknown (ただち恵子)
2013-04-21 21:45:33
山下ゆみさんへ

「信じられない」という気持ちのなかで、お通夜と告別式に参列しました。

きょうは、森下議員、はまぐち議員の地元支部の支部長でもある中口元議員と一緒に、はまぐちさんの部屋の片づけを手伝いました。生活の跡が生々しく、本人が一番「まさか」なのだと思いました。
残された者は、こうして持ち主のいなくなった場所を片付けたりすることで、「本当にもういないのだ」ということを実感するものだなとも思います。
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