明日が泉大津市議会定例会最終日。
議会運営委員会を開き、明日の本会議の運営、12月議会の日程などについて確認。
その最後に議長からの提案で、表記の問題について、市議会として教育委員会に要望書を提出することを確認しました。
コトの経過、概略は以下の通りです。
9月1日に開催された厚生文教常任委員会協議会で「上條小学校校舎建て替えについて」というタイトルで報告がありました。
2010年に耐震補強工事を行った上條小学校校舎の3号館は、そもそもコンクリート強度が不足しており、「耐震補強済みという判断はできない」との大阪府の指摘を受けたこと。
市としても、「コンクリート強度の不足がわかっていながらあえて、耐震補強工事を行った」という当時の教育委員会の判断は「不適切であった」ことを認め、今後の対応としては「早期の校舎建て替えに向けて協議を進める」との考え方が示されました。
要するに、約3千万円をかけた「耐震化工事」が無駄だったということです。
そして「旭小学校の増改築工事をもって市内全小学校耐震化率100%」とした今年度の「施政方針」が根拠を失ってしまいました。
なぜ、このようなことが起こったのか?
当時の直接の担当者の多くがすでに退職されているとしても、徹底して、その経過、要因、背景、そして責任の所在について解明されなければなりません。
本日、議長名で提出することになった文書は、昨日の議員総会終了後、全議員出席のもとで確認したものです。
要望事項は以下の2項目です。
1、大至急、現在3号館にある普通教室、特別教室を他の校舎等に移動し、児童の安心安全を守ること。
2、当事案の経緯について、詳細を解明した上で、責任の所在を明確にすること。またそのことについて、議会に報告すること。
議会運営委員会を開き、明日の本会議の運営、12月議会の日程などについて確認。
その最後に議長からの提案で、表記の問題について、市議会として教育委員会に要望書を提出することを確認しました。
コトの経過、概略は以下の通りです。
9月1日に開催された厚生文教常任委員会協議会で「上條小学校校舎建て替えについて」というタイトルで報告がありました。
2010年に耐震補強工事を行った上條小学校校舎の3号館は、そもそもコンクリート強度が不足しており、「耐震補強済みという判断はできない」との大阪府の指摘を受けたこと。
市としても、「コンクリート強度の不足がわかっていながらあえて、耐震補強工事を行った」という当時の教育委員会の判断は「不適切であった」ことを認め、今後の対応としては「早期の校舎建て替えに向けて協議を進める」との考え方が示されました。
要するに、約3千万円をかけた「耐震化工事」が無駄だったということです。
そして「旭小学校の増改築工事をもって市内全小学校耐震化率100%」とした今年度の「施政方針」が根拠を失ってしまいました。
なぜ、このようなことが起こったのか?
当時の直接の担当者の多くがすでに退職されているとしても、徹底して、その経過、要因、背景、そして責任の所在について解明されなければなりません。
本日、議長名で提出することになった文書は、昨日の議員総会終了後、全議員出席のもとで確認したものです。
要望事項は以下の2項目です。
1、大至急、現在3号館にある普通教室、特別教室を他の校舎等に移動し、児童の安心安全を守ること。
2、当事案の経緯について、詳細を解明した上で、責任の所在を明確にすること。またそのことについて、議会に報告すること。
民間ならあり得ない体たらくですね。
このまま責任者は誰なのか追及されずに闇に葬られることがないよう市民であり卒業生である者の願いです。
この問題が発覚したのは昨年の8月。議会に説明があったのは9月議会の直前でした。今、なぜテレビのニュースで取り上げられたのかはわかりませんが、昨日はこのテーマでブログの検察、閲覧が日ごろの3倍ほどになりました。テレビの影響は大きいものだと改めて思います。
議会は文中の「要望書」を提出し、その後、建築、法律の専門家を含む第3者委員会が設置され、3月23日、市議会定例会の最終日にその報告を受けました。
第3者委員会の委員長の説明の中には、「コンクリート強度の不足はあるものの、当時市が行った耐震補強工事は全く無駄だったとは言えない」という判断も示されました。
こうした経過も受けて、今後の対応について議員間でも議論をしています。
耐震性という点では、多くの公共施設が問題を抱えています。幼稚園、保育所など老朽化、耐用年数を超えた施設も多くあります。昨年の9月以降、使用されていない上條3号館以上の危険な施設もあるのが現状です。
市民、子どもたちの安全を確保するためにも、情報開示を求めつつ、しっかりと考えていかなければならないと思っています。
コメントありがとうございました。