昨年9月15日に亡くなった樹木希林さんが、折々のメッセージを 生・病・老・人・絆・・・などテーマに即して1冊の本にしたもの。
「生 ~ 人生と幸福について」の最後に引用されたインタビューに応えた言葉は、FBで録画の再生の投稿に出会い何度も見て聴いて、人にも見せた。
昨年7月、亡くなる前2ヶ月。
「・・・ものには裏と表があって、どんなに不幸なものに出会っても、どこかに灯りが見えるものだとおもってるの。
・・・何か自分が行き詰まった時に、その行き詰まったところだけ見ないで、ちょっと違う後ろ側から見てみるという、そのゆとりさえあれば、そんなに人生捨てたもんじゃないというふうに今頃になって思ってますんので。
どうぞ、物事を面白く受け取って愉快に生きて。・・・あんまりがんばらないで、でもへこたれないで。」
その少し前のページにはこんな言葉もある。
「えっ、私の話で救われる人がいるって?
それは依存症というものよ、あなた。
自分で考えてよ。」
私も「依存症」かもしれない。思わず苦笑しながら、これからもしばらくは「行き詰まったところだけ見ないで。そのゆとりさえあれば・・・」と希林さんの言葉を心のなかで繰り返していくような気がする。
発行所 宝島社
「生 ~ 人生と幸福について」の最後に引用されたインタビューに応えた言葉は、FBで録画の再生の投稿に出会い何度も見て聴いて、人にも見せた。
昨年7月、亡くなる前2ヶ月。
「・・・ものには裏と表があって、どんなに不幸なものに出会っても、どこかに灯りが見えるものだとおもってるの。
・・・何か自分が行き詰まった時に、その行き詰まったところだけ見ないで、ちょっと違う後ろ側から見てみるという、そのゆとりさえあれば、そんなに人生捨てたもんじゃないというふうに今頃になって思ってますんので。
どうぞ、物事を面白く受け取って愉快に生きて。・・・あんまりがんばらないで、でもへこたれないで。」
その少し前のページにはこんな言葉もある。
「えっ、私の話で救われる人がいるって?
それは依存症というものよ、あなた。
自分で考えてよ。」
私も「依存症」かもしれない。思わず苦笑しながら、これからもしばらくは「行き詰まったところだけ見ないで。そのゆとりさえあれば・・・」と希林さんの言葉を心のなかで繰り返していくような気がする。
発行所 宝島社