新型コロナウィルス感染防止の臨時休校中の「追加措置」について小学生の子どもさんの、お母さんから教えてもらいました。
市のホームページにもアップされていました。
「追加」の内容は、「学童保育に在籍していない小学校1年生~3年生の児童、特別な支援を必要とする児童」については、「子どもの監護が難しい」ときは学校に相談。「登校時から16時45分までお弁当持参で学校で預かります」という内容。
3月2日から始まった「臨時休校」の保護者向けのお知らせのなかで「学童保育に在籍している児童に限り登校を認めます」という一文を読んで、不安と疑問がぬぐえず、「緊急質問」の通告を出しました。
ホームページで掲載されている情報で、朝から登校することを「学童保育に在籍している児童」だけに限定している自治体は、2日の時点で泉大津以外に見当たりませんでした。他の自治体では「できるだけ自宅で」といい、「真に必要な場合に限る」としながらも、時間を区切って朝から学校で受け入れていました。
希望者に給食も出している自治体もありました。
「議会の同意が得られず発言ができなかった」ことはその日のブログに書いた通りです。
通常は朝から午後の一定時間まで、子どもたちは学校で過ごすので、保護者が仕事などで不在でも学童保育を利用していない場合があります。
放課後の数時間であれば、子どもだけで親の帰りを待ったり、近所の友達と遊んだり・・・。
学童保育は夕方5時に一斉下校、または5時~6時の間は「中学生以上の家族が迎えに行く」ことになっているので、「どうせ迎えにいけないから」と、「日替わりで習い事や塾に行かせている」という話も聞きます。
突然の臨時休校で、「感染防止の観点から、できる限り、自宅で待機を」と言われても、仕事が休めないことも当然あります。
今日の予算委員会でも、話題になっていましたが、「できるだけ家庭での保育、または留守番をお願いしている」という答弁が気になります。
乳幼児ではないから、「留守番」ができないことはない。
でもそれが長時間になると、何がおこるかわからないのです。
そんな声が届いたのでしょう。
「追加措置」で、保護者の不安、困りごとに応えてもらえたのは、よかったと思います。
しかし、「長期化に伴って状況の大きな変化があるなど特段の事情」と高いハードルです。
この4月から改正された虐待防止法が施行されます。
「児童を長時間放置すること」は、“虐待”の一種です。
判断力、生活能力の十分ではない子どもを、一人で、または子どもだけで「留守番」させるのは虐待だということ。
親はそれを知っていても、不安を抱えながら、仕事に行きます。
私も、かつて、そういう体験を持つ一人です。
大きな事故がなかったのは幸いというべきなのか?
今、思い出しても冷や汗がでるようなスレスレの体験。
ご近所に助けられて、かろうじて事なきを得たこと・・・。
「何よりも児童の安心・安全」というなら、感染防止だけを心配すればいいのか?
もっと高い確率で、いろんな危険、不安があるのではないか?
「緊急質問」で問いたかったことは、今も胸のなかにあります。
市のホームページにもアップされていました。
「追加」の内容は、「学童保育に在籍していない小学校1年生~3年生の児童、特別な支援を必要とする児童」については、「子どもの監護が難しい」ときは学校に相談。「登校時から16時45分までお弁当持参で学校で預かります」という内容。
3月2日から始まった「臨時休校」の保護者向けのお知らせのなかで「学童保育に在籍している児童に限り登校を認めます」という一文を読んで、不安と疑問がぬぐえず、「緊急質問」の通告を出しました。
ホームページで掲載されている情報で、朝から登校することを「学童保育に在籍している児童」だけに限定している自治体は、2日の時点で泉大津以外に見当たりませんでした。他の自治体では「できるだけ自宅で」といい、「真に必要な場合に限る」としながらも、時間を区切って朝から学校で受け入れていました。
希望者に給食も出している自治体もありました。
「議会の同意が得られず発言ができなかった」ことはその日のブログに書いた通りです。
通常は朝から午後の一定時間まで、子どもたちは学校で過ごすので、保護者が仕事などで不在でも学童保育を利用していない場合があります。
放課後の数時間であれば、子どもだけで親の帰りを待ったり、近所の友達と遊んだり・・・。
学童保育は夕方5時に一斉下校、または5時~6時の間は「中学生以上の家族が迎えに行く」ことになっているので、「どうせ迎えにいけないから」と、「日替わりで習い事や塾に行かせている」という話も聞きます。
突然の臨時休校で、「感染防止の観点から、できる限り、自宅で待機を」と言われても、仕事が休めないことも当然あります。
今日の予算委員会でも、話題になっていましたが、「できるだけ家庭での保育、または留守番をお願いしている」という答弁が気になります。
乳幼児ではないから、「留守番」ができないことはない。
でもそれが長時間になると、何がおこるかわからないのです。
そんな声が届いたのでしょう。
「追加措置」で、保護者の不安、困りごとに応えてもらえたのは、よかったと思います。
しかし、「長期化に伴って状況の大きな変化があるなど特段の事情」と高いハードルです。
この4月から改正された虐待防止法が施行されます。
「児童を長時間放置すること」は、“虐待”の一種です。
判断力、生活能力の十分ではない子どもを、一人で、または子どもだけで「留守番」させるのは虐待だということ。
親はそれを知っていても、不安を抱えながら、仕事に行きます。
私も、かつて、そういう体験を持つ一人です。
大きな事故がなかったのは幸いというべきなのか?
今、思い出しても冷や汗がでるようなスレスレの体験。
ご近所に助けられて、かろうじて事なきを得たこと・・・。
「何よりも児童の安心・安全」というなら、感染防止だけを心配すればいいのか?
もっと高い確率で、いろんな危険、不安があるのではないか?
「緊急質問」で問いたかったことは、今も胸のなかにあります。