「成人の日」に想うこと

泉大津市民会館大ホールの「成人式」に今年も参加した。

「式典中は静粛に」という司会者の言葉が、かき消されるくらい賑やかな年もあった。
今年は新成人代表の挨拶が始まると、会場のざわめきが消えたのに感心した。

育て支えてくれた人達への感謝を語る若い人の言葉に、自分が２０歳のときのことを思いおこす。

あのころの私に「感謝」という気持ちがあっただろうか？

ただただ、がむしゃらに前だけを見て走っていたような気がする。
「目標」も「夢」も形にならず、言葉にならず、何かを捜し求めていた。

「大きなこと」ができたとは思わないが、自分が選び歩き続けてきた道に悔いはない。
そして「この道を行こう」と改めて思う。


おめでとうございます。「新成人」のみなさん。
それぞれの人生を誇り高く生きて、それぞれの「何か」をみつけてください。