一般質問が終わりました。
「やってしまった!」という失敗があって(それが何かはとりあえず内緒。傍聴の方は気づかれたでしょうか?)落ち込んでいますが、気を取り直して精進します。
3つのテーマで質問しました。
一つ目は「加齢性難聴者への支援」。
全国に広がる高齢者の補聴器購入への補助です。
きちんとした補聴器は高額です。
なので、自治体の補助があっても多くの高齢者にとっては、手の届かないものになるのでは?とも思います。そう思うと、市だけではなく国も府も、財政負担をして欲しい。
国は2015年に「新オレンジプラン」で、「難聴は認知症の危険因子」と位置付けました。
ならば、国としての支援策を講じて欲しいところですが、今のところ、ありません。
東京方面で進んでいるのは、包括補助事業として市町村が実施する事業に東京都の財政支援があるようです。「大阪府には、そのような財源はあるのかどうか?」と聞きました。
大阪府の「地域福祉・高齢者福祉交付金」という市町村の事業への府の財政支援はあっても、補聴器購入補助のような個人への給付には使えないということでした。
高齢者は確実に増え、高齢者の半分は難聴に悩むという。
難聴と認知症、うつの関係を実証する研究成果もあります。
「国と大阪府に、高齢化への対応の一環として、財政支援を求めながら、国や府の立ち上がりを待つのではなく市としての一歩を早期に」と要望しました。