１年３６５日の 「食」の保障と安否確認

決算委員会第１日目。

一般会計歳出から１款ごとに、質疑。今日で、総務費と民生費が終わり、明日は衛生費から。


総務費では、マイナンバー制度に関する市の財政負担、税の減免、テクスピアおおさかの活用、選挙期間中の個人演説会公営会場の取り扱い、平和施策のありかた、国際交流と在住外国人への対応、タウンミーティング、「飛び地」対策などについて質問。

民生費で、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉、生活保護行政のそれぞれについて質問。福祉行政に関わる組織機構の問題についても意見を述べました。


高齢者福祉の問題で、食事の準備をするのが困難な一人暮らしの高齢者を対象にした配食サービスについて。


月曜から金曜日まで、周５日間、夕食を届けます。１食の利用者負担は３５０円。


市が委託している業者が弁当を届けるとともに、安否確認。もし、安否確認できなければ市の職員に引継ぎ、職員が高齢者のお宅を訪問。その結果、家の中で倒れていた利用者さんを発見し、救出したこともあったということでした。

「一日１食」でも、暖かい栄養のバランスのとれた食事ができることは、高齢者の皆さんの暮らしの大きな支えになっていることと思いますが、「安否確認」の大切な役割を果たしているのだとしたら、休日も含めて「１年３６５日」のサービスが望まれます。以前に、年末年始の休みのときの食事が大変なこと、出前を頼む店も休み、買い物に出かけることもできない・・・そんな声をお聞きしたこともあります。


市役所が休みのときは、市内の特別養護老人ホームを拠点する「いきいきネット相談支援センター」と連携するなどして、休日も含めての対応ができるよう、今後の検討を求めました。