こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

自分の言葉に責任を持つということ

2012-01-25 00:21:19 | つぶやき
今日の議会運営委員会のことを書いていて、夕方時間切れになりました。

その続きを書いておきます。

予定していた全ての案件の協議が終わったところでT委員から発言がありました。

前回、森下議員の緊急質問も取り扱いについて議論した議運とその後の本会議の顛末、を振り返り、「議会運営委員会の議論とは何か?」という問いかけです。

「議運で賛成、本会議で反対」という、不可思議な態度表明に、「問題なし。会議のあと会派に持ち帰って意見が変わることもある」という発言があり、「法制化された議会運営委員会の場での意見表明に責任を負わなくていいのか?」というT委員との間で平行線。

この問題を議論した前回の議運で、私は委員長席をあえて降りることで、一委員として発言しました。
きょうは、委員長として「平行線」の議論を何とかまとめなければなりません。

「副委員長に、委員長席を交代していただいた前回の議運では、単に賛否の表決を採ったのではなく、その前に長時間をかけた議論があった。議運の申し合わせは“円滑な議事運営のために、原則として全会一致となるように努力する”ということになっている。まさに“全会一致”の合意をつくりだすために努力した。その努力の過程で発言した、自らの発言については、それぞれが重い責任を負うのは当然のことだ。そのことをあらためて確認しあいたい」という趣旨のことを、この議論のまとめとしました。

きょうの議運で、「議運で賛成、本会議で反対」の態度表明をした3人の委員からは何の発言もありませんでした。


夕刊で「野田首相の施政方針演説(要旨)」を読んだ。
ここにも、いる。「昨日と今日で言うことが違う」人が。
「政策の方向性は与野党に違いはない」と言う。(私たちはずっとそう思ってきた。)
「違いがない」のを「違いがある」ようにみせかけて、「政権交代」の旗を掲げたのは誰か?

一国の首相も、小さな衛星都市の議員も、「自らの言葉」に責任を負わなければならない。
人として。

熟慮の結果、考えが変わることもある。
前言を翻すことも時には、勇気ある決断だ。

しかし、その時は「過去の発言」と、「今の発言」の両方に責任を持たなければならない。
少なくとも、何の説明もなく「昨日と今日とで言うことが違う」などという恥ずかしいことが平気でできる人間に、私はなりたくない。

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