立て続けに思いがけない方の訃報に接して、言葉がありません。
どちらも、そんなに歳が変わらない。
長く、おつきあいをさせていただい方でした。
思い出すこと、忘れらないことは限りなく。
けれど、最後に言葉を交わしたのはいつだっただろうか?
・・・と思うと、少なくとも半年は、お会いしていない。
コロナ感染が広がるなかで、入院患者の面会は家族であっても厳しく制限されました。
「半年もお会いしていない」
「あの時、もっと話を聞いておきたかった」と思う私以上に、ご家族の心残り、寂しさは大きなものだったと察します。
お別れは辛い。
そして、しっかりとお別れすることができないことも、また辛いもの。
コロナの傷跡はここにも。
先に逝った人たちの残してくれた言葉の数々を想い、ご冥福を心から。
ありがとう。