こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

認知症になっても暮らせる街

2014-03-01 22:13:44 | つぶやき
泉大津医師会主催の「認知症フォーラム」が市民会館で開催されました。
一般質問が終わってから予算委員会の準備では到底間に合わず。そう思ってこの週末は「予算書」と格闘するつもりでいるのですが、なかなかです。雑用、そして雑念・・・。

でもこのフォーラムは是非、参加したいと思って出かけました。
市民会館小ホールはいっぱいでした。

認知症の発症は「65歳以上の高齢者の約1割」とも言われています。

とても元気で、しっかりしていた方のある日の言動に「?」と思い、それが度重なり、ご家族にそのことを伝えるかどうか・・・悩んだことがあります。

あのとき、私はどうすればよかったのか?
今も時々、思い出しては考えます。

今日のフォーラムの中で、介護支援専門員(ケア・マネージャー)の連絡協議会の活動の中で、認知症の方が安心して買い物ができるお店のマップ作りに取り組んでいるという報告がありました。
認知症の高齢者の方が支払いを忘れてお店の外に出たことを「万引き」として警察に通報されたという「事件」を契機に始まったということ。
「夕方になったら買い物に行く」という日常の暮らしを守りながら、街全体で高齢者を見守る。そんな暖かいネットワークが築けたら、それは子どもにとっても障害のある方にとっても安全な、誰にとっても気持ちよく暮らせる街に違いありません。

まずは「認知症」についての理解をひとりでも多くの方に広めることなのだと思います。



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4 コメント

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なかなか (tweety)
2014-03-02 00:42:10
現場で経験積んでも難しいものです。
私が4月から名乗れる認知症ケア専門士も現場での認知が少ないのが現状です。

私自身はグループホーム経験が長いので色んな特長をゆっくり見れた。
ただ大きい施設だとそのへんは難しい。ただ大きいからこそ考えが固持されない面も持ち合わせてる気がします。

認知症だから出来ないではなく認知症だから出来ることがあることもたくさんあります。

暴力行為あるからとスタッフが逃げてしまってはダメですし、よく受け入れなさいなんて言うけど、認知症といえどわかってスタッフをからかう知恵の働く人も居ます。

いかに理解をするか、またケアする側が悪くなくても、人によって態度を換えるという人もいる。それが周りが理解出来るか。勝手なレッテルを貼ったらいけないって常々思います。

友人が男性介護職が多いこともありおばちゃんらにあんたの時だけ大人しいとか言われるとよく愚痴られます。
まあ、中には男性スタッフ嫌という利用者もいるけど、女性スタッフに悪態ついて男性スタッフの前で乙女になることは多々あるよって話をしてあげます。
私の友人も現場入って6年、7年となっても悩みはつきません。
会うとカンファレンスみたいになってます。

長くなっちゃいました!スミマセン。
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Unknown (たっくん)
2014-03-02 08:46:19
行かれたのですね。
私も行きたかったのですが、お隣のにんじんサロンでの「終末治療」の講演に行きました。どちらも情報交換したいです。
議会が終わったら、お時間下さい。
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Unknown (ただち恵子)
2014-03-02 09:17:57
tweetyさん

認知症を発症し重症化していく過程で家族が疲れ果てていく姿をたくさん見てきました。
少なくとも「恥ずかしいこと」として抱え込むことは少なくなり、相談できる機関も増えたことには救われる思いがあります。

いつもいろいろ教えていただいてありがとう!
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Unknown (ただち恵子)
2014-03-02 09:24:08
たっくんさん

日程が重なってしまうと困りますね。

情報交換、是非!
ホントは「議会が終わってから」ではなく予算審査の前にいっぱい聞かせていただきたいのですが・・・
体も頭もひとつで、飽和状態です。
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