高齢者のワクチン接種の予約は、泉大津市だけでなくどの自治体でも混乱しています。
11日、保健センターでお聞きしたこと。職員の皆さんが、大変なご苦労をされているなかで、時間をとっていただくのはどうか・・・と思ったのですが、多くの市民の皆さんから「次はどうなるの?」という不安の声をお聞きするので、少しでもお伝えできればと思って、話を聞いてきました。
5月1日から、電話、web、LINEで予約受付を始める前日に、国から「7月末までに高齢者の接種を終われるようにワクチンを配分するので、そのための体制をとるように」という趣旨の連絡があったそうです。
もっと早い段階で、情報が届いていれば、それに見合った体制も準備できたのだろうと思いました。
1日~3日で、約2700人分の集団接種の予約受付。メールとLINEの枠が、あっと言う間に埋まってしまったのは「見込み違いだった。」と言われていました。次回は「webの枠を広げ、電話の台数も倍くらいに増やす予定」とのこと。
市内の開業医さんでの個別接種の予約は、合計で一週間に約2000件くらい。
他に、介護施設に入所されている方には、順次、接種が進んでいるとのこと。
「次回は6月10日」と告知されていますが、それよりも早くなるのは、ほぼ確実。
日程が決まればすでに予約をした人を除いて、ハガキでお知らせするとのことでした。
高齢者の優先接種の次には、64歳以下の方に順次、広げていきますが、その時期になって高齢者の方が「やっぱり受けたい」と思ってもOKということも確認しました。
聴覚障がい者の方からのfaxの受付、いろんな事情で相談に来られた方への対応など、文字どおり寄り添って、きめ細かい配慮をして対応していただいていることに心をうたれ、嬉しく思いました。
要するに今後のワクチン予約は、あの5月1日から3日のような壮絶な状況にはならずに、少しの時間差はあっても落ち着いて対応すればよいのではと感じています。