著者は、2003年4月、「性同一性障害」であることを公表の上、東京都世田谷議会議員選挙に立候補し当選、現在4期目。
自分の身体に違和感をもちながら育ち、やがて「男性」として生きることをやめるまでのこと、「当事者の誰かが顔を出して訴えることなしに社会は変らない」・・・その「誰か」に自分がなることの決意。
区議会議員として取り上げた様々な「小さな声」。
12月議会でいわゆる「性的マイノリティ」方々の人権について、初めて質問で取り上げた。
誰かが決めた「普通」に自分を合わせるのではなく、自分は自分のままで生きていきたい。
それでいい。それがいいと、誰もが胸張っていえる、そんな優しい社会へと、私達の歩みを進めていきたいと思う。
そう思い続けてきた私が出会った、本当に大切な1冊でした。
たくさんの人に読んで欲しいと思っています。
著者「あとがき」より。
この社会では、沈黙したままでは存在しないことになってしまう。でも、少数者が声をあげることによって生まれる変化は、多様な生き方を尊重する社会づくりにきっとつながる。皆さん一人ひとりの「変えてゆく勇気」が、あなた自身や仲間の希望の光となり、社会を動かしてゆく。私はそう信じている。
著者;上川あや
発行所;岩波書店
自分の身体に違和感をもちながら育ち、やがて「男性」として生きることをやめるまでのこと、「当事者の誰かが顔を出して訴えることなしに社会は変らない」・・・その「誰か」に自分がなることの決意。
区議会議員として取り上げた様々な「小さな声」。
12月議会でいわゆる「性的マイノリティ」方々の人権について、初めて質問で取り上げた。
誰かが決めた「普通」に自分を合わせるのではなく、自分は自分のままで生きていきたい。
それでいい。それがいいと、誰もが胸張っていえる、そんな優しい社会へと、私達の歩みを進めていきたいと思う。
そう思い続けてきた私が出会った、本当に大切な1冊でした。
たくさんの人に読んで欲しいと思っています。
著者「あとがき」より。
この社会では、沈黙したままでは存在しないことになってしまう。でも、少数者が声をあげることによって生まれる変化は、多様な生き方を尊重する社会づくりにきっとつながる。皆さん一人ひとりの「変えてゆく勇気」が、あなた自身や仲間の希望の光となり、社会を動かしてゆく。私はそう信じている。
著者;上川あや
発行所;岩波書店