サンフランシスコ市を拠点に活動する反日団体「世界抗日戦争史実維護連合会(抗日連合会)」が、同市に慰安婦像を設置する計画を始動した。同市のチャイナ・タウンの中心地「ポーツマス広場」での設置を目指して、既に準備委員会を設置している。産経新聞が報じた。
計画が実現すれば、中華系の団体で初めて慰安婦像を建てることになる。抗日連合会は、韓国系団体と協力していくことを明らかにしており、中韓が歴史問題で共闘する動きの一つと言える。
抗日連合会は、1994年に中華系アメリカ人によって、日本に戦争での残虐行為を謝罪させ、賠償させることを目的に、カリフォルニア州サンフランシスコ市を拠点に設立された。サンフランシスコは、ニューヨークに次ぐ規模のチャイナ・タウンがあり、現在の市長も中華系アメリカ人で、中華系の影響力が強い。『ザ・レイプ・オブ・南京』の著者アイリス・チャン氏を支援したのも抗日連合会だ。
記事によると、戦後70年となる来年秋には、同市のチャイナ・タウンに「抗日戦争記念館」も設置する予定だという。館長に就任する女性実業家ローレンス・ファン氏は7月7日の記者会見で、「日本に対する中国と米国の同盟の歴史を人々に思い出させるため」と設置目的を語った。
しかし、ファン氏の「中国と米国の同盟の歴史」とは何のことだろうか。確かに、日中戦争の時に、アメリカは中国を支援していた(援蒋ルート)が、当時の中国とは、中華民国・中国国民党を指す。中華人民共和国は戦後になって、1949年に建国され、アメリカと国交を開始したのは78年。中華人民共和国とアメリカに「同盟の歴史」らしきものは見あたらない。
日本は、歴史認識をめぐる論争が、アメリカを舞台に行われていることをもっと知るべきだ。アメリカも、原爆投下や東京大空襲などの日本に対する大量殺戮を正当化したい思惑があり、「日本を悪者にしておきたい」という点で、米中は一致している。
日本が二度と「嘘の歴史」をでっち上げられ、いわれなき非難を受けることのないよう、世界に対して歴史の真実を発信していく必要がある。(飯)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『天に誓って「南京大虐殺」はあったのか』 大川隆法著
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