ゼップ・ダイヴァー・シティ東京
ボブ・ディラン7日目
結論から言おう
「この日は機材トラブル により、
変なショーになってしまった
本人達も観客も、ノリきれない・・・・
レアだけど、今ツアー中一番の平凡なショー
になってしまいました」
残念
「She Belongs to Me」
の途中
バックの演奏を一旦止め
ボブがハーモニカ
でバチ~ン
と決める
そんな最高のアレンジが炸裂し
今夜もイイぞ
と思わせた次・・・・
例のPAトラブル
でしょ
説明すると
バリバリ
という大音量がトニー付近のスピーカーから発生し
トニーはベースを弾くのを止め
楽器を置いてしまう
大電流が流れると
感電死の恐れもある
からね
コレは当然のことだ
その後
スピーカーからの出音がおかしくなり
ボブのピアノが歪んだ音になってしまった
恐らくセンタースピーカーがダメになってしまった
んだね
少しだけJamを試みるも
復旧しないので
一旦全員が楽屋へ下がることに・・・・
すぐに直らないと見ると
メンバーひとりひとりがステージで小ネタを披露
スチュが出てきて
アコギを一度触るとか
シンバルを一度叩くとか・・・・
ドニー
がドラムシートに座り一度だけ叩くとか・・・・
ジョージがボブと出てきて
ギターに近づく
そして何もせずに袖に下がるとか・・・
チャーリーとボブが出て来て
ギター・アンプのツマミを触り
15秒くらい話し込む
そして袖に下がる・・・
な~んて
のを数分やっていたのだが
全く直らず
結局、客電も点り
長い復旧作業へ
コレ以降のショー
所謂
「今夜はココから休憩無しで、
新しい曲やら、サービス旺盛なボブやら、迫力のバンド演奏やら・・・・
がワンサカ」
と勝手に想像したお陰で
その後のいつもと同じ流れ
しかも
休憩もシッカリある2部構成
に、さすがにガッカリの俺
レアな場面ではあったんだけどね
音楽的には
今ツアー中で一番平凡なものになってしまい
ピークがJam
という変なライブだったよね
メンバーもオーディエンスも乗り切れないまま・・・
時だけが無常に過ぎて行った・・・・
そんな夜でした
この日のチャーリー
が物語るようにバンドは駆け足だったよね
彼のギター交換もほぼ無く
「見張り塔」
でさえ、レスポールを弾いていましたもん
復旧後
ボブのピアノが異様に大きく
チャーリーの音は消されてしまいましたね
しかも左のスピーカーばかり大きくなって
センターは聴こえ難い状況になっていました
復旧作業時には
野次も飛び
座り込む人や会場を出て行く人
もいてねぇ
トラブルをエンジョイいている人は
マニアックな面子だけ
(俺も含まれていますが)
って具合だった様に思います
いつもは終演後にゴッタ返す
ゼップ横のフードコートや会場外
写真撮影時 の22時
には人影なんて皆無
7日夜までは大勢が余韻に浸っていた
そんな時間
場所
なんだけれどねぇ
皆さん足早に家路に着いたようですな
とにかく
長いツアーには
こんなこともあるって事です
今夜は気を取り直していこう
そう思い書きました
7日目のSetは以下
Stu's Guitar(J45) intro
Things Have Changed
She Belongs to Me
Beyond Here Lies Nothin'
(PA problems - 25 minute break)
(short instrumental jam - Bob on piano)
Huck's Tune
Duquesne Whistle
Waiting for You
Pay in Blood
Tangled Up in Blue
Love Sick
<Half Time>
Stu's Guitar(Telecaster)intro
High Water (For Charley Patton)
Simple Twist of Fate
Early Roman Kings
Forgetful Heart
Spirit on the Water
Scarlet Town
Soon after Midnight
Long and Wasted Years
<Encore>
All Along the Watchtower
Blowin' in the Wind
<4/8 Mash >
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