ゼップ・ダイヴァー・シティ東京
ボブ・ディラン3日目
結論から言おう
「一日空いたお陰で、バンドとボブの呼吸が微妙にズレる中
ボブの遊び心は全開
結果的にボブ度の濃い
最高のショーとなりました」
女性陣で固めた前回とは真逆に
男性陣が最前列を独占
俺も前から2列目
に陣取っていたけれど
「こりゃダメだ」
という感じの雰囲気・・・
また
大雨のため
開演が珍しく10分くらい押しました
とにかく、この日の期待は
開演前や休憩中に音出しをし
ストラップとシールドまでセットされた
「ボブの白いテレキャスター」
「いよいよボブがギターを弾くのか
」
という期待が高まったのだけれど・・・・
結局弾かなかったんだよねぇ
でも、ギターの前をワザとウロウロしたり
手に取るんじゃぁないか
と思わせる仕草を連発
客をこんな形でドキドキさせるなんて
さすが
ボブ
このパフォーマンスは前列には効くゼ
また、初日、2日目は
1曲目の途中くらいから
声が本格的に出始める展開
(と言っても以前よりずっと良い状態ですが)
でしたが
昨晩は最初から
バチーン
と声が出ていて気持ち良かったです
休憩後も同症状だった
初日と2日目でしたが
それも無く
声は良い調子をキープ
コレは嬉しいぞ
パフォーマンスで特筆すべきは
ボブのワンマンさ
による
バンドのドタバタ感
「Love Sick」
ではスチュのギターリフ数回で
通常よりも早く歌に入るボブ
チャーリー
はギターさえも持っておらず
用意にてんてこ舞い
急いでレス・ポールにプラグインして
音を出すも音量が大きく出て
これまた大慌て
とは言え
この日のチャーリー
は
前2回よりも
音は多少大きく出ていました
最初の
「Things Have Changed」
から「音を上げてくれ」
とPAに言っていましたが・・・
モニターのことかもしれませんね
またこの日のバンドによる
ベスト・トラックは
「Spirit on the Water」
ボブの歌いまわしの変化を
ドラムのジョージが拾い、笑顔に
そしていつもよりもラウドに
トニーもコレに気付き
リズム隊がエンディングに向け
物凄い追い込み
本当に素晴らしい演奏でした
「Early Roman Kings」
や
「Long and Wasted Years」
でのお客さんの
「音楽的なノリ」
も素晴らしく
ボブ個人としては大変満足したのでは
その結果が
「見張り塔」
でのヴォーカル大暴走
につながったんだと思うぜ
俺も含め俺
の周りは大爆笑
「通常メロディを追わず
独自に弾く自身のピアノリフと同じメロディを
終始歌でも繰り返す
という自由奔放さ」
素晴らし過ぎるゾ
ボブの本領発揮だ
その後の
「風に吹かれて」
は嵐の後の静けさ的な
アットホーム感
に溢れていたぜ
最後の整列時には
珍しくボブが左右を見渡す
前列を嘗め回すように見ながら
何度も何度もうなずく
その為に整列時間がいつもより長かった
本人も納得のショー
だったのだろう
それは間違いない
俺個人としても
とても良い夜になったぜ
さあ
今夜の注目は選曲
はもちろん
「ボブはギターを弾くのか
」
というところでしょう
昨夜は2日目と同じセット
2日目のSetは以下
Stu's Guitar(J45) intro
Things Have Changed
She Belongs to Me
Beyond Here Lies Nothin'
What Good Am I ?
Waiting for You
Duquesne Whistle
Pay in Blood
Tangled Up in Blue
Love Sick
<Half Time>
Stu's Guitar(Telecaster)intro
High Water (For Charley Patton)
Simple Twist of Fate
Early Roman Kings
Forgetful Heart
Spirit on the Water
Scarlet Town
Soon after Midnight
Long and Wasted Years
<Encore>
All Along the Watchtower
Blowin' in the Wind
<4/4 Mash >
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