ヒップアップ、脂肪燃焼、美姿勢作り最強ツール=ケトルベルトレーニングをお伝えするトレーナー おの卓弥

ヒップアップ、脂肪燃焼、美姿勢で人生を輝かせます。
安全でケガをせず、効果が出る正しい方法は、ここにあります。

リグレッションという言葉をご存知でしょうか?

2016-11-01 22:25:12 | 正しいハードスタイル・ケトルベルの方法

肩や腰に


◆問題がある


◆障害がある


◆ケガの経験がある


この様な場合


≪トレーニング≫としては


▲立位・座位(座っている姿勢)で


胸よりも上に重量物を挙上するなど



直接的に、肩や腰に負過をかける種目・動き。

    

こちらは止めましょう。



また、床から


例えあまり重くないものであっても


物体を持ち上げることは


極めて慎重に行なうか、やはり止めましょう。



=================


負傷している場合や、負傷した経験がある場所を持つ場合


▲トレーニングの負荷を下げます。


▲トレーニングの時の関節の動かす範囲を狭くします。


▲トレーニングの時の<ある動作>が不可能な場合、



その前段階の動作までを反復します。


    

このような取り組みを行ないます。


『根性でガンバレ!』


『痛いのはガマンしろ!』



などという指導をするのは


ヘボコーチ日本代表には


なれるかも知れません。


====================


この様に


★「成長」という大目標達成の為に


今・現在の状態を適正に判断して


確信を持ってトレーニングレベルを下げることを



【退化・後退・後戻り】という意味で



リグレッション:regression



という言葉を使って表現しています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




例えば)))



今のトレーニング重量:例えば100kgでは


適正なフォームが保てない・バランスが大きく崩れる。


リグレッション≫≫では・・・


重量を20%落としましょう。






例2)))



デッドリフトを行なう際に、床から引くと


●腰が丸くなってしまう・膝が前に出てしまう・痛い。



リグレッション≫≫では・・・



1:パワーラックと呼ばれるものを使って


最初の位置を高くして行なう。



2:タオルなどでの模擬練習。



3:別のトレーニングに変更する。



という風に取り組みます。



そんなに難しいことでもないのですが


成長を限界まで求める競技者などの場合


専門的なコーチなどが


絶対に必要です。



加減の手順と度合いが


後々に大きく影響するからです。




==================



パワー。

スピード。

持久力。

スタイル向上・維持。

体型改善。

脂肪燃焼・減少。




全て、どの様な目的であっても


ある種目に対しての


代用種目は存在します。




その種目を行なうこと自体が目的ならば


話は違ってきます。


目的・目標と手段を



履き違えている可能性あり



目的達成の為の、有効な手段が


トレーニングである!


という話であるだけですよね、


ほとんどの方は。




当面の種目を抜いて、代用しても


達成出来ることは多いはずであり


トレーニングを指導する側も


このあたりの判断を間違えている方が


非常に多いです。




================


独学で、頑張っている方は多いでしょう。


敬服する面、凄い面はあります。




しかし、



遅い・早いの違いがあるだけで


独学は、99%以上の確立で


我流になり下がります。





指導の専門たる勉強、管理方法の手順の勉強をしなければいけない日は


絶対にやってきます。



=============




リグレッションが、無駄に・単純に


トレーニング負荷を下げる行為になってはいけないのです。


その為に専門的な勉強をしなければいけません。



逆に、プログレッションが、


ただただ単純に


負荷を上げただけ・量を増やしただけ


難しそうなことをやっただけ


  

このようなことになってはいけないのです。





*プログレッション:トレーニング用語の中では


段階的に


適正な進歩・成長などを含んだプログラム内容のレベルのアップ


などを言います。





優秀な指導者なら、まず判断するのは



■行うコトが可能なのか?不可能?


■どの程度が、適正な:安全に行なえて成長をするのか?

  
ここから、判断します。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~


最初から・・・


『いや~・・・この種目は、やらないとイケナイんだよな~・・・』


などという話をする方に指導を受けているなら、


一考の余地有り・・・・いや・・・



関係を切る手段も考えて良いでしょう。



選択肢が無い・ 知識が無いことを


暴露しているのです。









写真は2枚共に


姿勢自体が持つ強さを


チェックしているところ。


「ブレ」が発生してはいけない。


2013年10月:ソウルにて。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 呼吸とフォームの大事さを考... | トップ | ハードスタイル・ケトルベル... »
最新の画像もっと見る

正しいハードスタイル・ケトルベルの方法」カテゴリの最新記事