2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 日隅一雄著 『「主権者」は誰か』(岩波ブックレット)

2012-04-28 23:41:19 | 読書
日本国憲法前文には、「国を治める力」である主権が国民にあることが書かれている。 しかし、昨年の原発事故では、政府や東電から正しい情報が提供されず、多くの人々が避けられた多量の放射能被曝をし、自宅に帰れず、十分な保障を得ていない。そこで、「国民は主権者として振る舞うことができなかったのか」という問題の解決方法を、原発問題を通じて、検討するのが、本書の目的である。 主権が国民にあっても、それを知らな . . . 本文を読む