2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 北原みのり著 『毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』(朝日新聞出版)

2012-06-11 23:00:00 | 読書
本書は、タイトルのとおり、100日間の裁判の傍聴記である。北原さんは、裁判が始まる前まで、被告人のことを知らなかったという。しかし、女性の被告人に対して、通常であれば、「共感や同情」を「一切持たなかった」から、興味をもったともいう(5ページ)。 本書の構成は、裁判の流れにそって時系列になっている。また、単に裁判でわかったこと以外にも、現場(被告人の故郷や、被害者が亡くなっていた場所など)に行って取 . . . 本文を読む