本書の副題に「カミュ『ペスト』を読む」とある通り、宮田さんはアルベール・カミュの『ペスト』を読むべきという。なぜなら、「暗い時代をいかに生きるかについて、われわれに改めて鋭く問いかけるものを持っているから」という(2ページ)。なお、本書は、月刊誌『世界』2014年1月号から4月号までの連載を加筆し、表題を改めたものである。図書館が借りたものだが、購入したいと考えている。
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本書は、シングルの女性の老後の迎え方を具体的に書かれていて、ベストセラーとなり、文庫化された。どこで暮らすか、誰と付き合うか、お金はどうするか、どのような介護を受けるのか、最期をどのように迎えるのかなど、どの話題も関心が高いものばかりで、本書を多くの人が手に取ったというのは、至極当然なことと思われた。なお、男性向けの『男おひとりさま道』という本もある。上野さんはとても優しいのだ。
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