2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 伊東光晴著 アベノミクス批判(岩波書店)

2014-09-11 20:58:15 | 読書
経済学者伊東光晴さんのアベノミクス批判の書である。副題の「四本の矢を折る」には説明がいるだろう。通常は三本の矢とされていて、大幅な金融政策、200兆円の公共事業である国土強靭化政策、法人税減税やTPP加盟などの経済成長政策であるが、伊東さんはもう一本隠された矢である戦後政治の改変、つまり戦争が出来る国への政策である。最終的には憲法9条の改正が視野に入っているだろう。 伊東さんがわざわざ折らなくとも . . . 本文を読む