副題にある通り、本書は日本の法律の9割を占める行政法の入門書でもある。「法の支配」の歴史が知ることが出来る。
大浜さんは「国家の役割はあくまでも社会の足らざるところを補完するか、社会に奉仕することによって、個人の人権を護ることにあ」るという(viページ)
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本書の副題が小説裁判官とある通り、裁判官を中心にした珍しい小説。
小説といっても、ブルーパージと言われる青法協問題、長沼ナイキ訴訟、伊方原発訴訟とベースにしたと思われる原発訴訟など実際にあったことを取り上げている。
下巻もあるのに、上巻だけで500ページ。読みごたえ十分。
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