2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 市川正人 表現の自由  岩波新書

2024-10-12 18:15:00 | 読書
この本は、曖昧な概念ある「政治的中立」というものにより、かなり重要な表現の自由を制限することがいかに危険で問題があるかということを明白にすることを目的としている。

ここ10年位、例えば、護憲集会も地方自治体の後援が無くなったり、市の施設を借りれなくなったりと、異常な事態が続いている。

それらの自治体の職員は、憲法99条をしらないのではと思ってしまう。

第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

もちろん、自分が好まないものの表現の自由も認められなければならないが、ヘイトスピーチのようなものはダメだろう。

岩波新書のリンク


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