インドの偉人であるマハートマ・ガンディー
その人の生涯について書かれている。
ガンディーさんが若い頃は家族を顧みず、いろいろと活動していたようだが、それが仇となって、長男との不仲につながったようだ。
また、本書で知ったことだが、1948年8月にインドとパキスタンがイギリスから独立する際に、国境線を地域の特性を考慮せず、機械的に決めてしまったために、イスラーム教徒がパキスタン側へ、ヒンドゥー教徒などがインド側への大移動が起きた。1400万人もの人が移動したとか。その大移動の最中に、200万人もの人が命を落とし、数十万から百万人の女性が性暴力の被害に遭われたらしい。
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