昨日マンション管理組合の総会と第1回理事会があった。
今期も理事長に就任した。
これで4期連続となる。
マンション管理組合の役員、特に理事長に必要なものは、何かと問われたら、私は「決断力」と答える。
ある程度の知識も中古マンションの場合は特にそうである。なぜなら、中古マンションの場合、次から次へと、あちこち壊れたということが頻発するから、先送りにしていると、雪だるま式に決定すべき事項が増えるし、故障箇所の状態が悪化して、更にお金がかかるということになりかねないからだ。
だから、その場その場で判断して決定を下すことが重要。仮に先送りにするとしても、理由を明確にして先送りにする。そうしないと、後でなぜ先送りにしたか分からず、そこから何も学ぶことができないから。
また、何かを決定し、その決定したことを行って、もしおかしいと思ったら、立ち止まったり止める「決断力」も必要。精神至上主義でやり切ることをやたらと重視される今の社会では、この「決断力」が特に必要。
人は間違えるのは当たり前だから、間違えに気がついたら、それを認めて直せばよい。しかし、それを恥ずかしいことと捉えて、間違えを続けたり、隠蔽するのは最悪。
それを分かっていても、正すことは難しいのは分かる。けど、それをやらなければならない。なぜなら、他の人はきっとやらないから。
だから、「決断力」が必要なのです。