『オリエンタリズム』等の著書で有名なエドワード・ザイードさんによる、中東地域での一連の悲劇的な出来事に関する発言に「触発」されて、書かれた論文のいくつかを収めたのが本書である。
本書中、「<他者>とは誰のことであり、<他者>はどのような言語の機制やシステムを通じて「創造」されてきたのか(v頁)という問題提起がなされている。
第2章「制度としての知/権力としての知」では、フーコーさんの『狂気の誕生』や『監獄の誕生』にも触れている。また、第3章で日本の植民政策学、第4章で日本の東洋学にも触れている。
通勤中に読む本の内容としては難度が高いので、部屋で時間をかけて読まないと、理解するのが難しい。
※本文は最初iPhoneから送信したが、何故か文字化け文章になってしまったので、再度PCで書き直した。