2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 姜尚中著『オリエンタリズムの彼方へ』(岩波現代文庫)

2011-10-27 23:30:20 | 読書

『オリエンタリズム』等の著書で有名なエドワード・ザイードさんによる、中東地域での一連の悲劇的な出来事に関する発言に「触発」されて、書かれた論文のいくつかを収めたのが本書である。

本書中、「<他者>とは誰のことであり、<他者>はどのような言語の機制やシステムを通じて「創造」されてきたのか(v頁)という問題提起がなされている。

第2章「制度としての知/権力としての知」では、フーコーさんの『狂気の誕生』や『監獄の誕生』にも触れている。また、第3章で日本の植民政策学、第4章で日本の東洋学にも触れている。

通勤中に読む本の内容としては難度が高いので、部屋で時間をかけて読まないと、理解するのが難しい。

※本文は最初iPhoneから送信したが、何故か文字化け文章になってしまったので、再度PCで書き直した。

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