2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

育児 次男の初自転車

2011-12-12 18:35:47 | 育児
先週の日曜日から、補助輪付きで次男が自転車を乗り始めた。以前から自転車に乗りたいと言われていたが、後回しになっていた。直ぐには乗れないと思っていたが、先週練習開始後30分くらいでペダルをこげるようになった。昨日の日曜日もペダルをこげていた。また、次男に自転車を渡したので、長男に新しい自転車を買った。22インチにしようか迷ったが、安定して乗れる20インチを買った。 . . . 本文を読む

読書 田中俊之著『男性学の新展開』(青弓社ライブラリー61)

2011-12-10 01:57:33 | 読書
本書は、「男性と男性性の多様性を捨象することなく把握する」という学問的課題に社会学の視点を含んだ立場から「男性」を考察している。第1章及び第2章は理論、第3章では「男性性」が仕事場への「包摂」と家庭や地域社会からの乖離が内包されていること、第4章で(定年後の男性の地域活動を検討することにより)男性性の変化可能性について論じ、第5章でオタクへの差別に関する分析を行い、最後の第6章で恋愛観と結婚観との . . . 本文を読む

読書 岡野眞治著『放射線とのつきあい 老科学者からのメッセージ』(かまくら春秋社)

2011-12-10 01:16:06 | 読書
放射線測定の世界的な第一人者である岡野先生が、「放射線の歴史と認識」(第一章)、「環境の放射線を知る」(第二章)及び「子どもたちを放射線から守る」(第三章)ことを書いたのが本書です。 岡野さんは、放射線から身を守る方法として、次のことをあげています(112頁)。 1)外部被曝と内部被曝の数値を知ること 2)(その数値を知るための)適切な測定手段等の情報を可能な限り手に入れること 3)上記1 . . . 本文を読む

読書 アーサー・ビナード著『亜米利加ニモ負ケズ』(日本経済新聞出版社)

2011-12-09 00:13:14 | Weblog
本書は、2006年1月から2010年11月までの間に日本経済新聞の夕刊などに掲載されたエッセイ集である。新聞などの掲載もののため、ひとつのエッセイの長さは数ページと、通勤時にはとても読みやすい。 「嘘発見器」というエッセイでは、真実を表現する言葉を選ぶために嘘を見破れないといけないということが、作家に限らず、誰にでも必要であるといっている。原発事故の現状や農産物の安全性については、このような嘘発 . . . 本文を読む

読書 鈴木邦男著『鈴木邦男の読書術 言論派「右」翼の原点』(彩流社)

2011-12-07 23:58:34 | 読書
本書は、鈴木さんの読書について書かれたものの中から厳選された文章の集まりである。数年前や30年前に書かれたものだったりと、時間的にもバラエティにとんでいる。鈴木さんが、『「『好きなもの』だけ読んでいたら、本当にこれが好きなものかどうかがわからない。いろんな本を読んで、はじめてこれが好きだってわかる。」(193ページ)といっていて、そのために文学全集やら思想全集のものを読むのがよいというのは、自然と . . . 本文を読む

読書 佐高信著『抵抗人名録』(知恵の森文庫)

2011-12-05 23:16:27 | 読書
本書は、『週刊金曜日』に掲載された同名のエッセイで紹介された100名が収められている。本書で取り上げられる人は、社会運動などの「表通りの抵抗」をしただけでなく、「裏通りの抵抗」をした人も含まれる。このため、幅広い人物が登場する。美空ひばりさん、吉永小百合さん、杉浦日向子さん、おすぎさん、矢野顕子さんなどは、予想外なのではないだろうか。 また、佐高信さんは、本書で取り上げた人が「生きていく上で何を . . . 本文を読む

育児 東京モーターショー

2011-12-04 14:10:44 | 育児
昨日初日だった東京モーターショーに行ってきました。午前中はあいにくの雨でしたが、そのせいか人が少な目でした。午後からはかなりの混雑で結局半分も見ないで帰ってきたてしまいました。子連れには厳しいかもしれないイベントかも知れません。 . . . 本文を読む

読書 中野剛志著『TPP亡国論』(集英社新書)

2011-12-02 00:32:47 | 読書
本書は、その題名や「TPPへの参加など、論外です」(248頁)にあるとおり、日本のTPPへの参加に反対する立場から書かれている。 著者によれば、TPP賛成論者は、「基本的な事実認識の誤りがあまりにも多すぎ」(日本の平均の関税率が米国のそれよりも低いこと等)、「経済運営の基本をあまりに知らなすぎ」(更なる貿易自由化と輸出推進は現在の日本のデフレを悪化させるだけ)、リーマンショック後の世界経済の構造 . . . 本文を読む