朝から夏の残暑が始まっている。当分続くようだ。 . . . 本文を読む
本書は、2005年に東京新聞社会面での「記憶~新聞記者が受け継ぐ戦争」という連載ものが2006年3月に単行本として出版されたものから二篇を削除し、十八篇を追加したものである。
内容は、沖縄戦、原爆投下、東京の空襲、中国や朝鮮での加害、シベリア抑留などである。
アウシュビッツ収容所のあったところにある博物館でガイドをしている中谷剛さんは次の収容体験者の言葉をよく引用するという。「君たちに過去の戦争責 . . . 本文を読む
今晩9時から11時までBSで放送されていた映画オーシャンズ11。ジョージ・クルーニー、ブラット・ピット、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツなどの豪華なキャスト。過激なシーンはないから、家族で楽しめる。好きな映画の1本です。 . . . 本文を読む
本書は、日本の原子力開発の歴史を「批判的」に紹介している。
本書ではその時代区分を下記のような六つに分けている。
「戦時研究から禁止・休眠の時代(1939から1953)」、
「制度化と試行錯誤の時代(1954から1965)」、
「テイクオフと諸問題噴出の時代(1966から1979)」、
「安定成長と民営化の時代(1980から1994)」、
「事故・事件の続発と開発利用低迷の時代(1995から201 . . . 本文を読む
火曜日に愛知県にあるトヨタ自動車博物館に行った。トヨタ車だけでなく、他社の車も多くはないが展示されている。子どもよりも、車マニア向け。
また、近くには愛知県万博跡地のモリコロパークがあるので、子どもにはそちらがオススメ。 . . . 本文を読む
本書は、東京裁判で、インド代表判事であったラダビノド・パル氏の生涯について記載されている。
所得税専門の弁護士で、カルカッタ大学の副学長、カルカッタ高等裁判所の判事代行など法曹エリートであったパル氏は、本来資格がなかったにもかかわらず、判事選定の時間的制限やインド政府の間違いによって、東京裁判の判事に選任された(97ページから99ページ)。
また、東京裁判の被告25名を無罪とした意見書では、極東国 . . . 本文を読む