このブロクを開設して6年が経過。最近はサボり気味。 . . . 本文を読む
本書は、「漂白」という概念を用いて、日本社会の「自由」と「平和」の現状を社会学的に分析したものである。なお、本書は学術論文ではなく、ルポとして読むことができる。
本書の内容としては、「売春島」と呼ばれる島、ホームレスギャル、シェアハウス、生活保護受給者、未成年少女を風俗店に送り込むスカウトマン、違法賭博、脱法ドラッグ、ある右翼団体代表、新左翼・「過激派」、「偽装結婚」あるブラジルから来た留学生、あ . . . 本文を読む
今朝通勤電車で、途中駅から幼稚園位の男の子がいて、席を譲ってあげたら、そのお母さんは赤ちゃんを抱っこヒモで抱えていて、困ったことに二人は座れないと思った瞬間、となりの人が立ち上がり、そのお母さんに席を譲ってくれた。おかげで、その親子は座ることが出来た。40分位も立ちんぼになったが悪くはなかった。 . . . 本文を読む
本書は、震災時の女性の被災者の直面した苦痛、家事労働者に対する低評価によって貧困層が生み出される過程、家事を引き受けることとされた女性の経済的自立を阻害し、それが貧困の原因となっていること、家事労働を評価しない政治や社会制度、男性も家事労働ハラスメントに苦しんでいる現実、介護労働の労働条件の悪化、外国の家事労働の再配分に関する政策、こんな日本社会での労働の仕方について書かれています。
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月刊誌『婦人公論』での連載として行われた、上野さんと12人の女性との対談集。対談の相手は、高村薫さん、瀬戸内寂聴さん、永井愛さん、国谷裕子さん、田中眞紀子さん、辛淑玉さん、浜矩子さん、加藤陽子さん、中西準子さん、林文子さん、澤地久枝さん、そして石牟礼道子さん。
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30年以上裁判官であった瀬木さんによる裁判所批判。問題点として、最高裁事務総局による支配体制や裁判官を内部だけで育成するキャリアシステム等があげられている。本書を読む限り、日本の裁判所は官僚化していて、本来期待されている人権の保障の砦としての機能がほとんどはたらいていないように思われる。
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シリーズ3作目である。本書では、汚染水問題、作業員不足問題、東電による国家事故調に対して行った「虚偽説明」及び情報公開の不十分さ、そして政府が策定した「福島復興加速指針」及び東電が策定した「総合特別事業計画」の問題点が明らかにされている。
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